「OEMを取り入れるメリットは?」
「デメリットもあれば知りたい」
「OEMで稼ぐにはどうすればいいの?」
物販である程度稼げるようになってくると、OEMを取り入れるべきか悩む方は多くいます。わざわざOEMを始めるメリットはあるのか気になりますよね。また、いきなりOEMから始めても上手くいくのか気になる初心者の方も多いはず。
今回は、せどり物販から2年で自社ブランド販売を開始して、今ではブランド年商4億円を超えるTasが以下の内容を解説します。
- OEMで成功するポイント
- OEMのメリット・デメリット
- AmazonOEMの知識を身につける方法
OEMで大きく稼ぎたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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OEMで成功するには売るためのスキルを身につけることが大切
OEMで成功するには、どんな商品がどれくらい売れるのかという市場分析が必須です。
OEMを始めたからといって、必ずしも売り上げが上がるとは限りません。OEMをしようとすると、まずネックになるのがロット数です。
たとえば「最低1,000個~受注可能」という商品を無理やり発注したとしても、売り切るまでに何ヶ月もかかったり、結局売りきれなかったりするといつまでも現金化できず地獄を見ることになります。
大切なのは「OEMで稼ぐ」という目的を失わないことです!
「Amazonで相乗りされたからOEMに移行する」「カートを取られたからOEMを始める」といった考え方では失敗するリスクが高まります。
OEMで成功するには、まず売れる商品を見極めるスキルを身につけましょう。そして、在庫を消化させるまでの感覚を自分の中にしっかり定着させることが大切です。
そもそも「OEMって何?」というところがスタートの方は、関連記事「【明快】OEMをわかりやすく解説!メリット・デメリットや成功するおすすめ商品も紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
OEMの3つのメリット
OEMを始めるメリットを3つ紹介します。
- 相乗り販売されるリスクを軽減できる
- 転売規制に対応できる
- プラットフォームからの手厚いサポートを受けやすい
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.相乗り販売されるリスクを軽減できる
OEMは自分だけのオリジナル商品のため、ライバルに相乗り販売される心配がいりません。
相乗り販売は、複数の出品者が同じ商品を販売することです。相乗りされると価格競争が起きやすく「他社に勝つために必要以上に価格を下げなければならない」という不毛な争いが起こることがあります。
OEMは価格競争に巻き込まれることがなく価格が安定しやすいので、利益が減ってしまうリスクを防げます!
2.転売規制に対応できる
転売に対しては、多くのプラットフォームで年々規制が厳しくなっています。メーカーから、偽造品の販売や価格遵守についての苦情が殺到しているためです。
特にAmazonでは、初期アカウントに対する真贋調査や正規仕入れ以外のルートの禁止など転売規制がどんどん厳しくなってきています!
転売だけで稼ごうとすると、厳しい規制により販売できなくなるリスクもあります。OEM商品は転売規制に該当しないケースが多く、今後も安定して稼げる可能性が高いといえます。
3.プラットフォームからの手厚いサポートを受けやすい
OEM販売に対しては、既製品の転売よりもプラットフォームからの支持を得やすいメリットがあります。特にAmazonでは、出品前にショップやブランド情報などを事前に登録しておける「ブランド登録機能(Amazon Brand Registry)」が充実しており、登録は必須といえる状況です。
ブランド登録をおこなうことにより、以下の機能が使えるようになります。
- ブランド分析機能:人気のある検索キーワードや閲覧頻度などがわかる
- VINE先取りプログラム:ストアで洞察力のあるレビュアーを選出してレビューしてもらえる
- スポンサーブランド広告:関連性の高いAmazonの商品検索結果に表示される
- 動画クリエイティブの活用:動画、画像を使用して顧客にリーチできる
- ストアページの作成:Amazon内に自社ブランド専用のページを作成できる
今のAmazonで戦うには、これらの機能が使えることは必須です!
OEMの3つのデメリット
OEM販売のデメリットもチェックしておきましょう。
- ロット数を増やす必要があり在庫を抱えるリスクが高い
- 商品やカタログ作成の手間がかかる
- スキルのない初心者には参入が難しい
3つの項目に分けて解説します。
1.ロット数を増やす必要があり在庫を抱えるリスクが高い
OEM販売をしようとすると、かなりのロット数が必要になるケースが多いです。
ロゴを入れるだけでも、MOQ(最低ロット数)が100~や1,000~という商品も結構ありますよ!
月に数個程度しか売れない商品を100個仕入れたとして、それが売り切れるまでにはかなりの日数を要します。なかなか売れない市場の商品を大量に仕入れると、現金回収できず困ってしまうでしょう。
大量の商品を仕入れるOEMは、無理やり実践しようとすると失敗します。大切なのはOEMで稼ぐことであり、OEMをおこなうことを目的にしてはいけません。
2.商品やカタログ作成の手間がかかる
OEMは自分だけのオリジナル商品を販売することになるため、他社は同じものを取り扱っていません。
カタログが存在していない商品を売ることになるため、自分で1から作成しなければなりません…!
相乗り出品ができないため、自分で写真撮影や商品説明文を作る必要があります。紹介文の作成や商品サイズの計測などさまざまな作業がプラスされるため、OEM販売はかなりの手間がかかります。
3.スキルのない初心者には参入が難しい
物販やせどりの経験がない初心者が、いきなりOEMを始めるのは正直難しいです…!
OEMは最低発注数が大きくなりやすいので、一度に100個や1,000個の注文が必要になる商品もあります。
その商品がどれくらいのペースで売れるのか、そもそも需要はあるのかなどの知識がない初心者がいきなり大量の商品を仕入れても、売り切れる保証はどこにもありません。
売れずに残ってしまった商品は、すべて赤字になってしまいます。まずは売るための知識をしっかり身につけてからOEM販売に取り組むことをおすすめします。
Tasの公式LINEでは、ネット物販に役立つ情報を配信しています。物販の知識を身につける方法にお悩みの方におすすめです。有料級の豪華特典をプレゼントしているので、ぜひお役立てください。
6ヶ月で達成!AmazonOEMの知識を身につける方法7ステップ
「OEM販売には知識が必要といっても、どうやって身につけたらいいのだろうか」と悩む方に、AmazonOEMの知識を6ヶ月で身につける方法を7ステップで紹介します。
- 利用するプラットフォームの規約を把握する
- Amazonアルゴリズムを学習する
- 市場調査のやり方を知る
- 市場調査を実践する
- 商品の企画・実践をおこなう
- 広告システムを学び実践する
- 外部施策を学習して実践する
効率よく学びたい方は、ぜひ参考にして実践してみてくださいね!
なお、ここで紹介する内容についてはYouTube動画「【2023年版】OEM学習の始め方【6ヶ月で達成できる】」でも解説しているので、ぜひご覧ください。
1.利用するプラットフォームの規約を把握する
利用するプラットフォームの規約を把握しておかないと、時間も資金も無駄になるリスクが高まります。
「そんなの後回しでいいじゃん」と思うかもしれませんが、優先順位は1番高いです!まとまった時間を取って、まず片っ端から読んでみてください!
あなたが仕入れようとした商品がプラットフォームの規約に違反していたら、仕入れた在庫はただのゴミです。規約のチェックを後回しにして製造に入ってしまったら、一発で数百万円の損失が生まれることになります。そこまでにかけた時間もかなりのものでしょう。
正直、規約のチェックは面白くないし、意味がないように思えてしまうためここで辞めてしまう方も多いです。しかし、正しい学習の手順を踏めば最短ルートでOEMの知識が身につくので、諦めずに取り組んでいきましょう。
2.Amazonアルゴリズムを学習する
Amazonアルゴリズムは上位表示を取るために学ぶべきものですが、明確な基準が公表されているわけではありません。しかし、基礎を把握していれば運用に役立つので、しっかり学習するのがおすすめです。
Amazonアルゴリズムを把握する上で大切なのは「短期間での成約実績」と「成約率」です!
2つのポイントを意識すると、カタログの詳細設定を整えたり、いいレビューを集めたりすることが必要であると分かってきます。
Amazonアルゴリズムを把握することで、月商30~50万円の競合とも十分戦えるようになります。金額が増えたとしても基礎は変わらないので、きちんと学習しておきましょう。
Amazonアルゴリズムについてより深い知識を身につけたい方は、関連記事「【保存版】AmazonにおけるSEO対策の重要性と上位表示させるコツを徹底解説」で詳しく紹介しています。1記事読むだけでAmazonSEOの基礎がわかるので、ぜひチェックしてみてください。
3.市場調査のやり方を知る
「とりあえず自分でやってみる」という心意気も大切ですが、市場調査の土台はしっかり押さえるべきです。
特に把握すべきなのは「売れるキーワード」「競合の施策」「条件のよい商品を探すこと」の3つです!
稼げる商品を作るために必要な10個のポイントを、以下にまとめました。
- 市場規模がある
- 競合優位性が取れる
- 利益条件がよい
- 勝てるフィールドである
- レバレッジの効く市場である
- ユーザーとAmazonに好かれやすい市場である
- 検索面を支配できる
- 口コミをもらいやすい
- トレンドに左右されない
- 参入障壁が低い
商品を作成する際の参考にしてみてください。
なお、上記10個のポイントについて詳しく知りたい方は、僕のYouTube動画「【2023年最新版】初心者でも稼げるOEM商品を作成するポイント10選」にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください!
4.市場調査を実践する
市場調査の方法を学んだら実践をおこないます。ただし「市場規模が大きそうだから」「稼げそうな市場だから」という理由で選ぶのはNGです。
Amazonで販売する場合、在庫切れを起こすとSEO対策に悪影響を及ぼします。1週間以上の在庫切れを起こすと、検索順位がほぼゼロからのスタートになってしまい、売れなくなるリスクが高まります。
在庫切れをおこさないためには、自分の運用資金のキャパに見合った商品を選ぶことが必須です!
OEM商品は工場にオリジナル品を生産してもらうため、転売に比べると在庫切れを起こしにくいのがメリットです。どんな商品が人気なのか、そして仕入れの原価や輸送費はどれくらいなのかを把握して、自己資金に見合った売れる商品を選んでみてください。
5.商品の企画・実践をおこなう
市場調査した商品を企画したら、実践して形にしていきましょう。企画では以下の内容を考えます。
- どんなコンセプトにするのか
- 付属品やパッケージはどうするのか
- どんな改良をおこなうのか
- 今後の展開はどうしていくのか
商品単体だけでなく、運営方針についても考えることが大切です。
おすすめは、既存ブランドのコンセプトを参考にすることです!
自分が狙う市場のライバルをそのまま真似するだけではあまり意味がありません。他ジャンルで成功している事例を参考にすることが成功への近道です。
この段階で工場を選定したりパッケージを決めたりして、サンプル作成に進みます。品質に問題がなければ商品カタログを準備してリリース完了です。
6.広告システムを学び実践する
商品が無事販売できたら、広告を打ち出していく段階に入ります。
Amazon広告は毎日安定してトラフィックを稼げるメリットがあるため、必ず使いましょう!
システムはシンプルでわかりやすいため、初心者でも学習しやすくなっています。
Amazonは「広告スコア=入札額×カタログスコア×関連度」で表示順位が決まります。そのほか、CTR(クリック数)やCVR(クリックされた商品の成約率)なども表示順位に影響すると言われていますが、正式には公表されていません。
広告スコアは、動画のクオリティといった項目が影響する可能性も高く、自分で実践したり最新情報を入手したりすることが必須です。
余裕があれば、Google広告やFacebook広告についても押さえておくと役立ちます。ただし、外部広告はAmazonへのアクセス数を把握できないため、Amazon広告の学習に比べると優先順位はそれほど高くありません。
7.外部施策を学習して実践する
プラットフォームだけで販売をおこなうよりも、外部施策を取り入れたほうが安定した売り上げを確保しやすいでしょう。
AmazonOEMは、穴場市場にうまく参入できたとしても後追いが出てきます。さらに、既存の競合たちもより強固な施策を打ち出してくるため、小手先のテクニックは通用しません。
使える手段は多いほうがいいですね!
外部施策を取り入れるなら、AmazonOEMと相性がいいものがおすすめです。具体的にはYouTube・SNS運用やリスティング広告などが挙げられます。外部施策の基礎は動画や書籍でも学べますが、一番は実践しながら知識をつけていくことです。
ただし、外部施策をおこなうには時間がかかります。OEMに取り組むだけで時間がなくなってしまうなら、下手に手を出してリソースを削ることは避けましょう。
AmazonOEMで稼ぐ具体的な手順を知りたい方は、関連記事「AmazonOEMのやり方!稼ぐための正しい手順8ステップと5つの集客方法を伝授【中国輸入】」にて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
なおTas公式LINEでは、OEM商品の効果的な販売方法を解説している限定メルマガを配布しています。OEMで稼ぐために、ぜひお役立てください。