「何でせどりはクズって言われている?」
「やらないほうがいいの?」
「せどりはクズと言われないための対処法を知りたい」
せどりや転売をする人は「せどらー」や「転売ヤー」などと呼ばれ、世間からあまりいいイメージがありません。せどりで稼ごうと考えても「商品を転売して稼ぐなんてクズだ」という世間の声から、なかなか一歩を踏み出せない方もいるでしょう。
せどりがクズと言われる原因を知り、健全な取引をおこなうことを意識すれば世間の声を怖がる必要はありません。
せどりの本質は決して悪いものではなく、初心者でも稼ぎやすいビジネスです!
本記事では、物販歴7年以上、物販会社を4社立ち上げた経験のある現役プレイヤーのTasが以下の内容を解説します。
- せどりはクズではない理由
- せどりはクズと言われてしまう原因
- 違法になるケース
- クズと言われないための対処法
せどりで稼ぎたいけれど、周りの目が気になって躊躇してしまう方はぜひ最後までご覧ください。
なお、これから解説するちゃんとしたやり方で取り組んでいても、せどりはクズと言われやすい形態のビジネスであることは否定できません。
そこで、今から物販ビジネスで本気で稼いでいきたいと思っている方は、ぜひ公式LINEで無料配布している「ネット物販ビジネスガイドブック」を一度読んでみてください。
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せどりはクズじゃない!と言える3つの理由
せどりはクズと考える人もいますが、実際にはそんなことはありません。その理由を3つに分けて解説します。
- せどり・転売は違法行為ではない
- 再現性が高く短期間で成果を出しやすい
- ビジネスとして展開しやすい
せどりで稼ぎたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
1.せどり・転売は違法行為ではない
せどりとは、商品を安く仕入れて適正な価格で販売することです。せどりや転売をおこなうこと自体に違法性はありません。
品薄の商品を買い占めたり、ありえないほどの高額で売りつけたりしなければ、堂々とやっていいんです!
そもそもフリマサイトも「自分が購入した不用品を売る」という点では、転売と同じといえます。中にはグレーなやり方をしている人もいるかもしれませんが、多くの人が健全に取引しています。
2.再現性が高く短期間で成果を出しやすい
せどりは、頭脳労働(肉体労働以外)の中ではかなり再現性が高く、誰でも稼ぎやすいビジネスです。
すでに売れているデータが揃っているので、初心者でもどんな商品を取り扱えばいいのか見極めやすいためです。
始めて2ヶ月ほどで数十万円を稼ぐことはそれほど難しくありません!
本業以外の収入を増やしたい方にも、副業としてせどりをおすすめします。
3.ビジネスとして展開しやすい
せどりは、独立して事業にもできるビジネスです。初めは「副業でちょっと稼げばいいかな」と考えていた人でも、本格的に本業として取り組むことが可能です。
Twitterを見てみると、せどりで独立している人がたくさんいることがわかりますよ!
ただし、独立を視野に入れるなら成功させるためのポイントを押さえておくのが遠回りしない秘訣です。
詳しいコツについては、関連記事「せどりは独立を目指せる!考えるべきこと・成功させるポイント・注意点などを解説」にて解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
せどりはクズと言われてしまう8つの原因・迷惑な行為
「せどりで稼いでいる」というと、なぜクズと言われてしまうのでしょうか。ここでは、よくある8つの原因を紹介します。
- 店舗で他のお客様に迷惑をかけている
- 大量に商品を買い占める
- 海賊版・コピーコンテンツを販売している
- 不適切な価格で販売している
- 平気で不良品を販売する
- 亡くなった人の商品を大量に販売する
- 偽物を販売する人がいる
- 無許可で営業している人がいる
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.店舗で他のお客様に迷惑をかけている
せどりがクズだと言われる原因の一つが、店舗で仕入れをする際に他のお客様に迷惑をかけることです。
たとえば、商品の棚を長時間占領したり、通路を塞いで通れなくしたりすることが考えられます。
店舗で仕入れをする際は、他のお客さんがいるので周囲に注意しなければなりません…!
店舗側に迷惑行為が伝わると、店員に注意されたり、最悪の場合出入り禁止になったりする可能性があります。
2.大量に商品を買い占める
一部のせどりをする方の中には、同じ商品を大量に買い占める方がいます。
特に期間限定や数量限定の商品が販売された場合、プレミア価値が出るので、大量の買い占めが発生します。
買い占め行為をすると、本当に商品を必要としている方が、購入できなくなってしまうでしょう。
たとえば、新型コロナウイルスが流行した際は、マスクの転売が行われ、全国的に品薄状態になりました。
商品の買い占めは、お客様からせどりの迷惑行為と言われてしまいます…!
3.海賊版・コピーコンテンツを販売している
海賊版・コピーコンテンツとは、著作権といった権利を無視して製造・流通された違法商品のことです。
せどりをする方の中には、少数ではありますが、海賊版・コピーコンテンツの販売もあります。
しかし、それらの行為は違法にあたるので絶対にやってはいけません。
万が一違法商品を販売してしまうと、損害賠償といったペナルティを受ける可能性があります。
4.不適切な価格で販売している
せどりの迷惑行為の一つに、不適切な価格で販売していることが挙げられます。
不適切な価格での販売は、市場価格が高くなって崩れる原因にもなり、多くのお客様に迷惑がかかることになります。
たとえば、ゲーム機の「PS5」が発売されたばかりの頃、品薄状態が続いて定価よりも高額な価格で販売されていました。
商品を販売している企業に対しても、批判が殺到しやすくなってしまいます…!
5.平気で不良品を販売する
せどりを行っている一部の方の中には、不良品を販売しているケースがあります。
特に中古品は、一度は誰かが使っている状態のため、不良品が紛れ込んでいることもあるのです。
たとえば「商品が写真よりも大きくへこんでいる」「電源を押しても動作しない」などが挙げられます。
ほとんどの場合、事前に動作確認がしてあったり、きちんと商品の状態に関する説明がされていたりするのが当たり前です!
しかし、悪質な方は、不良品をあたかも正常な商品として販売しているので、お客様からクレームを受けてしまい「クズ」と言われる原因になります。
6.亡くなった人の商品を大量に販売する
せどりがクズと言われる迷惑行為の一つが、亡くなった人の商品を大量販売することです。
例えば、ある有名人が亡くなった瞬間に、関連グッズを大量に買い占めたり、出品したりすることが挙げられます。
亡くなった方の家族やファンの方からすると、不幸の話題に便乗するやり方に良い思いはしないでしょう。
敬意のない行為があると、せどり全体の評判も悪くなるので注意が必要です!
7.偽物を販売する人がいる
なかには偽ブランド品や海賊版の商品を転売する人がいます。偽物と知っていて転売するのは悪質ですが、気づかずに転売してしまう人もいます。
たとえ故意でなくても違法行為です!
これは、自身で販売する際にも気をつけなければなりません。「海外はブランド品が安い」と安易に取り寄せると、偽物である可能性も。自分で偽物と本物を見分けられる知識がない商品を取り扱うのは危険です。
知的財産権の侵害や商標法の違反などに抵触すれば、刑事罰を受けるリスクがあります。
8.無許可での営業が多い
せどりで取り扱う商品によっては、許可や免許が必要なものもあります。たとえばせどりで中古品を扱う際には「古物商許可」が、お酒を販売するなら「酒類の販売業免許」が必要です。
免許を持たずに転売すると法律に違反してしまいます。
お客さんからしたら、無許可の販売者から購入する商品を使うのは不安ですよね…!
無許可で営業している人が一握りだとしても「せどらーは違法営業をしている」と思われてしまうのです。
このように、一部の悪質な行為がせどりはクズだと言われる原因になっています。この記事を読んでいる方は、ほぼあてはまらないと思いますが、せどりをしている以上、避けられない話題でしょう。
そこで、ほかにある選択肢も知った上で、物販ビジネスに取り組むことをおすすめします。
Tas公式LINEでは、僕のこれまでの経験をもとに物販で稼ぐ最短ルートをまとめた「ネット通販ガイドブック」を無料配布しています。
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せどりでクズと言われないために!違法になる7つのケースをチェック
せどりで違法行為をおこなうと「クズ」と言われてしまいます。健全に取引するために、どんなケースが違法になるのか確認しておきましょう。
- 古物営業法に違反してしまう
- チケット不正転売禁止法に違反してしまう
- 詐欺罪に該当する行為をおこなってしまう
- デジタルコンテンツのコピー品を転売する
- 酒類販売業免許なしでお酒を販売する
- 輸入コスメを転売する
- 偽物を販売する
なお、ここで紹介する内容は僕のYouTube動画「【せどり・転売】 知らないじゃ済まされない! 転売が違法になるケース7選」でも解説しています。併せてご覧ください。
1.古物営業法に違反してしまう
中古品の売買には「古物商許可」が必要です。この情報は知っている方も多いでしょう。
しかし、古物商許可を取得していたとしても、仕入れのやり方によっては違法になる可能性があります…!
「古物営業法」という法律では、たとえばインターネットから商品を仕入れる際でも相手がなりすましでないか確認する必要があります。詳しくは、以下のとおりです。
・免許証等のコピーや住民票の写しを送ってもらうだけでは違反です。
・1万円未満であっても、18歳未満の者からの買い取りでないことを確認する必要があります。(メールやメッセージ機能等を使用して確認をする等。)
・法人相手の取り引きの場合、法人の取引担当者の住所、氏名、年齢、職業を確認しなければなりません。
(中略)・オークションサイトやフリマサイト等において1万円以上の古物(バイク、ゲームソフト、映画や音楽を記録したCDやDVD等、書籍に関しては1万円未満でも対象となります。)を買い受ける場合も、その都度、下記のいずれかの方法で相手方の身分確認をする必要があります。
(後略)
非対面取引における確認の方法(警視庁)
古物営業法に違反すると、最大「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます。
「古物商許可を取得していれば大丈夫だろう」と安易に考えていると、法律に違反する可能性があるので注意しましょう。
2.チケット不正転売禁止法に違反してしまう
チケット類を転売目的で購入して高額で売る行為(ダフ屋行為)は、法律違反です。
そもそもチケットの転売は、各都道府県で定められた迷惑防止条例違反により取り締まりが行われていました。しかし、中にはダフ屋行為が条例違反の対象外になっている県があったり、そもそもインターネット上の販売は対象外だったりしたことが問題になっていました。
そこで、新たに「チケット不正転売禁止法」が作られたんです!
チケット不正転売禁止法に違反すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金またはその両方が科されます。
3.詐欺罪に該当する行為をおこなってしまう
転売と詐欺はまったく別ものに思うかもしれませんが、気づかずにやってしまっている人は結構います!
たとえば、以下の行為は詐欺罪に該当します。
- 転売目的であることを隠して商品を購入して販売する
- お店のポップを加工して値引きを促す
- 中古品を新品として販売する
詐欺罪は証拠を掴みにくく、立件が少ないのが現状です。しかし、実際に書類送検された人もいるので注意が必要です。
4.デジタルコンテンツのコピー品を転売する
音楽や映像などのデジタルコンテンツのコピー品を転売するのは、著作権法に違反します。
海外から安易に輸入すると、実は海賊版だったというケースもあります。気づかずに違法行為をおこなっている可能性もあるため注意しましょう。
著作権法違反は「10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方」とかなり重い刑が科せられます…!
5.酒類販売業免許なしでお酒を販売する
お酒の販売には「酒類販売業免許」が必要です。さらに、インターネットで販売する場合には「通信販売酒類小売業免許」の取得も必要になってきます。
これらは「酒税法」により定められています。
「酒類販売業免許があるから、どこでお酒を販売してもいい」と考えていると危険です…!
酒税法に違反すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
6.輸入コスメを転売する
コスメを輸入して転売すると、薬機法(医薬品医療機器等法)に違反する可能性があります。
メルカリを見てみると、韓国や中国からコスメを輸入して転売している人が多くいますよね。出品者が多いから大丈夫だろうと考えると危険ですよ!
海外で購入した化粧品の転売には、並行輸入業者として「化粧品製造販売業許可」が必要です。また、購入した化粧品を自分で小分けに販売することは違法行為にあたります。
なお、メルカリでは「個人的に輸入した化粧品類」や「法的許認可のない手作りコスメ」の出品が禁止されています。
販売先のプラットフォームで禁止されている商品もあるので、法律も規約もしっかりチェックしておきましょう。
7.偽物を販売する
偽物を販売してしまうと、商標法に違反します。また、有名ブランド品に似せたロゴを付けて販売するのも商標法違反です。
「一時的に儲かればいい」と安易に手を出してしまう人もいます。しかし、一度踏み入れるとなかなか抜け出せないので、絶対にやらないでください!
違反すると、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその両方が科されます。
せどりでクズと言われないための7つの対処法
せどりで稼ぐからには、誰が見ても健全な営業をおこなうことが大切です。ここでは「クズ」といわれないために押さえておくべき7つのポイントを解説します。
- せどり以外の手法で物販ビジネスをやる
- 仕入れ時に他のお客様の迷惑になる行為をしない
- 法律をしっかり守る
- プラットフォームのルールを守る
- 適切な価格に設定する
- 丁寧な対応を心がける
- 長期的な目線で取り組む
それほど難しい内容ではないので、せどりをおこなう前にぜひ意識してみてください。
1.せどり以外の手法で物販ビジネスをやる
せどりは世間からの風当たりが強いため、ちゃんとした手法で取り組んでいても批判を受けるのは避けられないでしょう。
そこで、仕入先を変更するのがおすすめです。
たとえば、中国から商品を仕入れる中国輸入ビジネスもあります。
市場のニーズを見極めて、顧客がほしいと思う商品を提供して稼ぐほうが商売の本質に近いです!
長期的に物販ビジネスをやっていきたいなら、中国輸入ビジネスへの参入を検討してみてください。
詳しくは、関連記事「【現状を脱却】中国輸入ビジネスで儲からない7つの原因!儲かる方法や改善策を紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2.仕入れ時に他のお客様の迷惑になる行為をしない
店舗で仕入れをする際は、他のお客様の迷惑にならないようにしましょう。
あまりにも迷惑な行為をしすぎると、二度とそのお店で仕入れができなくなる可能性があります。
店舗では以下の行為を意識してみてください。
- 通路を塞がない
- 商品棚を占領しない
- 出した商品は元に戻す
- 長時間居座らない
また、店舗によってルールが異なるので、しっかり確認した上で仕入れをしてみましょう。
3.法律をしっかり守る
「法律を守りましょう」というと当たり前に聞こえるかもしれません。しかし、せどりをおこなう上で「偽物と気づかなかった」「免許が必要なんて知らなかった」と、意図せずに違法行為をおこなってしまう可能性があります。
法律に違反してしまうと最悪の場合は逮捕され、せどりで稼ぐどころか今後の人生が大きく狂ってしまいます。せどりをおこなうにはどんなことに注意したらいいのか、1つずつ確認しながら着手していきましょう。
本記事で紹介した「せどりでクズと言われないために!違法になる7つのケースをチェック」も、ぜひ何度も見返してください!
4.プラットフォームのルールを守る
Amazonやメルカリなど、各プラットフォームでそれぞれ規約が決められています。たとえば、メルカリでは「手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること」が禁止されているため、無在庫転売はNGです。
Amazonであれば、新品の同一商品を販売する際に商品管理番号を分けて出品することが禁止されています。
これらは、規約をしっかり読まないと気づかないかもしれません。違反すればアカウントの停止や削除の対象になるため、販売先のプラットフォームの規約は最初から最後までしっかり読み込みましょう。
プラットフォームごとに出品NGの商品もあるため、取り扱う商品を決める前にしっかり読んでおくのがベストです。
5.適切な価格に設定する
出品する際「高値をつけるのはNG」「とにかく安い値段にすればいい」というわけではありません。適切な価格に設定することが大切です。
たとえば、世の中に数点しかない商品を取り扱う場合、誰でも簡単に購入できる価格にするよりも高値をつけたほうが本当に欲しい人の手に渡ります。
一方、大人気の商品でも世の中に多数出回っているものなら、安い価格で入手できたほうが喜ばれるでしょう。
値段を決めるときは、需要と供給のバランスを考えることが大切です!
6.丁寧な対応を心がける
せどりをしていると、さまざまな方に購入してもらい、商品の質問や返品などの対応をすることになります。
丁寧な対応を心がけることで、気持ちの良い取引をしてもらいやすくなります!
お客様からのクレームも減少し、せどりは「クズ」と言われることはほとんどありません。
7.長期的な目線で取り組む
せどりは長期的に取り組むことで成果が出やすくなります。
法律・プラットフォームのルールを守り、丁寧な対応を心がけて、せどりに取り組んでみてください。
はじめのうちは成果が出なくても落ち込まず、少しずつでも良いのでコツコツ行うことが大切です!
ここまで読んで「せどりってやっぱり難しい…」と感じる方は、関連記事「【実態を把握】せどりが難しいと感じる6つの理由!今すぐできる対処法6つも解説」をぜひご覧ください。
具体的にどんな行動をすればせどりで成果が出せるのか解決策を紹介しています。せひお役立てください!
本記事を読んで、せどりがクズと言われる原因・迷惑行為を把握し、正しい方法で行ってみてください。
なおTas公式LINEでは、せどりや物販ビジネスで稼ぎたい方に向けて「ネット物販ガイドブック」や「限定動画」を無料で配布しています。他では入手できない貴重なコンテンツを受け取りたい方は、ぜひご登録ください!