「アリババは中国輸入OEMに向いている?」
「具体的な手順が知りたい」
「成功するコツは?」
中国で販売されている商品は価格が安いので、OEMに最適です。中国には多数のECサイトがありますが、おすすめはインフラが整っているアリババ(1688)です。
しかし、言語の壁や製品の品質などにより中国サイトの利用に不安を抱えている方も多いはず。
今回は、自社ブランド歴6年で年商4億を達成しているTasが、以下の内容を解説します。
- 中国輸入OEMの概要
- アリババがおすすめの理由
- アリババでの中国輸入OEMのやり方
- 商品のリサーチ方法
- 注意点
中国輸入OEMが気になっている方や、ECサイト選びに迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
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アリババでのOEMとは?基本をサクッと解説
アリババを利用したOEMについて、いまいちピンとこない方もいるのではないでしょうか。まずは、中国OEMの基本やアリババサイトの特徴を見てみましょう。
中国輸入OEMの概要
OEMは「Original Equipment Manufacturing」の頭文字を取ったもので、直訳すると「相手先ブランド名製造」といわれます。自分のオリジナル商品を販売することといったほうがわかりやすいでしょう。
つまり、中国輸入OEMは自分のオリジナル製品を中国で作ってAmazonや自社サイトなどで販売することをいいます!
アリババを利用して中国輸入OEMをおこなう場合、以下の方法が挙げられます。
- アリババの製品に独自のタグをつける
- アリババの製品に刻印やロゴを入れる
- アリババの製品に改良を加える
少し手を加えるだけでも、自分の独自ブランド製品として販売できます。他社と同じ商品を販売しても価格競争に巻き込まれる可能性が高いですが、オリジナルブランドであれば独走状態で長期的に稼ぐことも可能です。
仕入先サイトは「1688(アリババ)」がおすすめ
アリババには「alibaba.com」と「1688」の2つのサイトがあります。どちらもtoB向けですが「alibaba.com」は、海外向けサイトという特徴があります。
一方「1688」は中国国内向けに販売しているサイトで、工場が出店していることが多くMOQ(発注可能な最低数量)が定められているのが特徴です。中間マージンが発生しないため、価格が安いのが魅力的です。
仕入先サイトとして選ぶなら、価格が安い1688がおすすめです!
中国輸入OEMにアリババをおすすめする3つの理由
数ある中国サイトの中でなぜアリババ(1688)がおすすめなのか、3つの理由を紹介します。
- 中国サイトの中でも安く高い利益が見込める
- インフラの整備が整っている
- 安定した売上を確保しやすい
1つずつ見てみましょう。
1.中国サイトの中でも安く高い利益が見込める
中国のECサイトの中でも、アリババは商品が安く売られています。仕入れ金額を抑えたほうが多くの利益を見込めるので、中国輸入OEMにはアリババ(特に1688)を利用するのがおすすめです。
最低ロットの条件があるため、仕入れにかかる金額は大きくなります。しかし、かけた分だけ大きなリターンも期待できるでしょう。
OEMで他社商品との差別化ができれば、独占販売も可能です!
2.インフラの整備が整っている
中国ECサイトは、他の国に比べてもインフラの整備が整っています。なかでもアリババ(1688)は、検索するだけでOEM対応が可能な商品を簡単に見つけられます。
他国の場合、工場を探すとなるとコネクションが必要になることがあり、初心者が始めるにはハードルが高い状況です。
工場とつながりやすいのもアリババのメリットです!
特に海外との取引が初めての場合は、工場とのやり取りが簡単にできるアリババのサイトを選ぶと安心です。
3.安定した売上を確保しやすい
アリババ(1688)でのOEMは、長期にわたって安定した売上を確保できる可能性が十分にあります。OEMで需要の高いオリジナル商品を作れれば、他社との価格競争に巻き込まれる心配がいりません。
アリババは工場と直接やりとりできるため、売れ行きがよければロット数を増やして価格を下げてもらうといった交渉もできるでしょう!
カラーバリエーションを増やしたり新機能を加えたりしてラインナップを増やせば、売上をどんどん増やすことも可能です。
アリババでの中国輸入OEMやり方5ステップ
具体的に、アリババ(1688)を利用した中国輸入OEMのやり方を5つのステップで解説します。
- 製造工場を決める
- 見積もり依頼する
- サンプルを作成してもらう
- 商品を仕入れる
- 販売する
ぜひ参考にしてみてください。
なお、中国輸入OEMにて最短最速で結果を出す方法は、YouTube動画「【完全版】AmazonOEMの始め方と月100万円稼ぐまでの方法まとめ 【中国輸入】」で超具体的に解説しています。
月100万円も目指せる内容となっているので、OEMでたくさん稼ぎたいと考えている方はぜひ参考にしてください!
1.製造工場を決める
OEM商品を決めたら、どの工場に生産を依頼するのか決めます。アリババ(1688)では、サイトで工場製品を簡単に探せます。検索すれば、工場の規模や評価が簡単に見られるのでチェックしてみてください。
「整合性レベル」や「購入者の評価」などをチェックすると、いい工場なのかわかりやすいですね!
そのほか「サービス応答率」や「返品率」なども確認できます。OEMでラインナップを増やすことも見据えて、品揃えもチェックしておくといいでしょう。
2.見積もり依頼する
いい工場が見つかったら、見積もりを依頼します。その際は、できるだけ製品の詳しい情報を伝えたほうがトラブルを防げます。
具体的な内容は以下のとおりです。
- 商品名
- イメージ図
- 入れたいロゴ
- イメージに近い画像(用意しておくと意思疎通が早い)
- 希望単価
- その他伝えたいこと(改良を加える点や制作期間など)
工場から見積もりの回答が来るので、依頼するかどうか検討します。なお、見積もりを取ったからといってその工場に依頼しなければならないということはありません。
自分で見積もり依頼するのが難しい場合は、代行業者を利用するのもいいでしょう!
3.サンプルを作成してもらう
見積もりを見て工場を決めたら、サンプルの作成を依頼します。ここで希望どおりの製品が出来上がらないと、何度もやり直しの手間がかかってしまいます。
サンプル依頼時は商品の詳細や改良部分などを詳しく説明して、希望どおりのものを作ってもらいましょう。
サンプルを受け取って気に入らないところや改良点が見つかったら、再度依頼して納得が行く商品を作ってもらうことが大切です。
サンプルが出来上がった結果、クオリティ面に問題があったりやり取りに不安があったりする場合は、発注を見送るのも重要な決断です!
なお、サンプル作成には時間がかかるところが多いので、あらかじめどれくらいかかるのか聞いておくといいでしょう。
4.商品を仕入れる
依頼する工場を決めたら、量産を依頼します。商品が届いたら、まずはサンプルと違う点はないかチェックしましょう。また、検品もしっかりおこなうことが大切です。
明らかな不良品だけでなく、少しの傷や箱潰れなどもしっかり確認します。検品が甘いとクレーム対応に追われ、お店の評判もガタ落ちです…!
5.販売する
商品の検品が済んだら販売します。なお、販売する際には商品の写真や説明が必要です。サンプル品が完成したら、早めに準備しておくと販売までスムーズです。
OEMで取り扱う商品や販売先に迷う方は、関連記事「【徹底解説】オリジナル商品を販売するまでの5つの流れ!売れるものや注意点も紹介」にて解説しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
なお「物販の基本から知りたい」「OEMで稼ぐコツは?」とお悩みの方は、Tas公式LINEにぜひご登録ください。物販で稼ぐためのスキルが身につく有料級のコンテンツを受け取れます。気になる方は下のバナーをタップしてみてください!
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アリババのサイトで商品をリサーチする手順【Amazon OEM向け】
アリババ(1688)のサイトで、具体的にどうやって商品をリサーチしたらいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。特に中国語表記だと操作に不安を感じてしまいますよね。
ここでは、具体的なリサーチ方法を紹介します。
- Amazonの売れ筋ランキングで売れている商品をリサーチする
- 仕入れたい商品をアリババで画像検索する
- ロット数と価格を確認する
1つずつ見てみましょう。なお、こちらの操作について動画で知りたい方は「【中国輸入転売】 実は初心者でも超簡単! 中国輸入商品の仕入れ方」をご覧ください。
1.Amazonの売れ筋ランキングで売れている商品をリサーチする
ここでは、Amazonの売れ筋ランキングを参考にしていきます。まずは、ランキングからどんな商品が売れているのかチェックしてみてください。
どの商品が中国で作れるかというと、上の画像の商品すべてです!
実際「日本製」と書いてありながら中国で作られている商品も多く存在します。
2.仕入れたい商品をアリババで画像検索する
商品が見つかったら、1688(アリババ)のサイトで画像検索します。検索窓の右側にあるカメラマークから、画像と一致する商品を探せます。
以下は、Amazon売れ筋ランキング2位の商品をアリババで検索したものです。
商品にカーソルを合わせると、金額が出てきます。上の画像の場合、1~99個を購入する場合は13元、2,000個以上購入すると12.3元ということです。なお、1688は中国国内向けサイトのため「¥=元」です。
商品の左下には運営年数が記載されています。あまり歴の浅いところを選ぶとトラブルになりやすいので注意しましょう。
工場を選ぶ際は「生産加工」と書かれているところがおすすめです。生産している工場でないと、問題が起こったときに仕入れができなくなってしまうためです。
できれば、3年以上の生産加工工場を選ぶのがおすすめです!
3.ロット数と価格を確認する
購入する商品を決めたら、どれくらいのロット数を仕入れるのか、金額はいくらか確認します。国際送料もかかるので、計算に入れる必要があります。
30倍の金額で仕入れられると考えておくといいでしょう。たとえば「¥13.00」の商品なら、1個あたり390円程度が原価になるという計算です!
中国輸入で売れる商品をリサーチする方法については、関連記事「【完全版】中国輸入の商品リサーチ方法を5ステップで解説!競合に勝つための施策も紹介」にて詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
中国輸入OEMにアリババを選ぶ際の3つの注意点
中国輸入OEMにアリババ(1688)を選ぶ際には、注意しなければならない点があります。ここでは、以下3つの注意点について解説します。
- 1度に購入するロット数が多い
- 品質チェックを徹底する必要がある
- やりとりには言葉の壁がある
ぜひチェックして、中国輸入OEMの成功にお役立てください。
1.1度に購入するロット数が多い
アリババ(1688)は、業者向けに販売しているサイトです。安く仕入れるには、一度にたくさんの数を発注しなければなりません。
たくさん売れる商品には向いていますが、月数点しか注文が来ない商品を選ぶと多数の在庫を抱えることになってしまいます…!
中国輸入OEMをおこなう場合は、月にどれくらい商品が売れているのかしっかりリサーチすることが大切です。
2.品質チェックを徹底する必要がある
中国工場に依頼する場合、サンプルに比べると品質が落ちていたり、不良品が多かったりするケースがあります。「実績のある工場だから大丈夫だろう」と検品を怠ると、クレームやブランドへの信用低下につながってしまいます。
サンプルを依頼した時点で品質をしっかりチェックすることはもちろん、実際に注文した商品に不備があった場合には工場にきちんと伝えることが大切です。あまりにも不備が続いたり対応が悪かったりする場合には、取引中止も視野にいれましょう。
契約前に不良品が出た場合の対応方法を決めておくとトラブルを防げますね!
3.やりとりには言葉の壁がある
OEM商品を作る場合、お互いにしっかり意思疎通を図る必要があります。しかし、中国の工場と直接やり取りする際は、言葉やコミュニケーションのやり方に壁を感じることがあります。
日本語でもスムーズに取引したいなら、中国語ができる人を雇ったり代行業者に依頼したりするのがおすすめです。
僕も初めは代行業者を利用していましたよ!
アリババで中国輸入OEMをおこなうなら代行業者の利用がおすすめ
中国の工場とスムーズに取引をおこなうなら、代行業者の利用がおすすめです。
アリババ(1688)は中国のサイトであり、日本のショッピングサイトのように直感的に利用するのはなかなか難しいでしょう。初心者の場合は、海外とやり取りするのに不安もあるはず。
代行業者に依頼すると、手数料がかかるので多少利益は減ってしまいます。しかし、日本語でやり取りできる上、業者によっては検品や返品対応もおこなってくれるため安心してOEMに取り組めます。
直接取引するにしても、いきなり挑戦するのではなく代行業者を利用してある程度慣れてからのほうが稼ぐまで早いでしょう。
おすすめの代行業者の詳細については、関連記事「【中国輸入OEM】おすすめの代行業者を3つ紹介!選ぶ際のポイントや活用するメリット」で解説しています。選ぶポイントも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
アリババを利用した中国輸入OEMは、コツをつかめばそれほど難しくありません。しかし、物販やOEMの知識がまったくない状態で始めるにはややハードルが高いと感じてしまうでしょう。
物販に関して勉強したい方は、ぜひTas公式LINEに登録してサクッと知識を身につけてみてください!