「Amazon広告を出したのに売れない」
「広告を出しても意味がないのだろうか」
「設定方法が難しい…正しい広告の出し方が知りたい」
Amazonで広告を出せば、商品は売れるはずだと考えている方も多いのではないでしょうか。たしかにAmazon広告は、効果的に活用すれば売上アップに繋がります。
しかし、売れるための基本を押さえておかないと、広告を出しても思ったような効果は期待できません。
今回は、2015年から物販事業に携わり、120名以上のAmazonマーケティング支援をおこなっているTasが以下の内容を解説します!
- Amazon広告を出しているのに売れない原因
- 広告がおすすめの理由
- おもな広告の種類
- 具体的なやり方
Amazon広告で売上アップしたいと考える方は、ぜひ最後までご覧ください。
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Amazon広告を出しているのに商品が売れない5つの原因
すでにAmazon広告を出しているのに売れない場合、以下が原因になっている可能性があります。
- 新規出品者である
- 価格設定が適切でない
- 商品の需要がない
- 悪いレビューをつけられた
- 出品ページが十分でない
これから広告を出そうと考える方も、このようなケースに該当する場合は思ったような成果が得られない可能性がある点に注意してくださいね!
1.新規出品者である
新規出品者はまだレビューがついていない状態です。出品者に関する情報がないため、ユーザーは「購入しても大丈夫だろうか?」と不安に思うものです。
人は「失敗したくない」という気持ちが働くので、リスクをとってまで初めての購入者になろうとする人は少ないでしょう…!
もし、レビューが多い出品者が他にいれば、ユーザーはそちらから購入する可能性が高くなるのが自然です。
2.価格設定が適切でない
競合よりも価格が高いと、売れ行きに影響が出ます。特にAmazonは価格競争が激しいので、他の出品者の価格はしっかりチェックする必要があります。
ただし、相場とほぼ同じような価格で出していても、他社が急に値段を下げることがあり突然売れなくなる可能性も。価格競争に巻き込まれると、値段をどんどん下げなければならず利益がほとんど得られなくなります。
Amazonで出品するなら、価格競争に巻き込まれにくいOEMがおすすめです。僕のYouTubeチャンネルでは、OEMに関する情報をたくさん配信しているので、ぜひチェックしてみてください!
3.商品の需要がない
そもそも需要がない商品を扱っている場合、たとえ価格が安くても売れないでしょう。
「販売している人が多いから売れるだろう」「他社よりも安ければ売れるだろう」と安易に考えていると、Amazonで売るのは厳しいでしょう!
Amazonで売上を上げるには、どんな商品を取り扱ったらいいのかしっかりリサーチすることが重要です。
4.悪いレビューをつけられた
悪いレビューがつくと、売れ行きが悪くなります。順調だったのに突然売れなくなったなら、レビューをチェックしてみてください。
特にユーザーが不安になるレビューには注意が必要です。たとえば、以下のような内容です。
- 商品が壊れていた
- イメージが違う
- 発送が遅い
購入しようか迷っているユーザーが目にしたら、見送る可能性が高いでしょう。
悪いレビューをつけられた原因が自分にあるなら、改善する必要がありますね!
5.出品ページが十分でない
Amazonの出品ページが見にくかったり分かりにくかったりすると、思ったように商品が売れません。
たとえば、商品の使い方や特徴がわかりにくければ、商品が気になったとしても見送られる可能性があります。また、商品画像が魅力的でなければ、出品ページを開いてもらえる可能性も低いでしょう。
ただし、そもそも出品方法に問題があってエラーになっている可能性もあるので、しっかり設定できているかもチェックしてみてください。
売れる商品ページの作り方が知りたい方は、YouTube動画「【一発で】売れるAmazon商品ページを作る方法 【OEMのやり方】」で解説しているので、参考にしてみてくださいね!
Amazon広告を出しても売れないは嘘!おすすめする3つの理由
Amazon広告を出せば、しっかり売上につなげることが可能です。Amazon広告をおすすめする理由は、おもに以下の3つです。
- たくさんの人に見てもらえるチャンスがある
- 自然検索からの成約数が増える
- 広告運用ができると代行で稼げる可能性がある
それぞれ詳しく見てみましょう。
なお、ここで紹介する内容についてはYouTube動画「Amazon広告が儲かる理由3点について解説」でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。
1.たくさんの人に見てもらえるチャンスがある
Amazonでは、キーワード検索の結果の一番上に広告を出すことが可能です。特に検索数が多いキーワードは、一気に数十万人の目に触れるチャンスがあります。
見てもらえる回数が増えれば、購入につながる確率もアップします。
ただし、商品ページをしっかり作り込んでおかないと、購入が見送られてしまい広告費が無駄になるので注意しましょう!
2.自然検索からの成約数が増える
広告を出して成約数が増えると、その後広告をやめたとしても販売数を維持できる可能性が高まります。
Amazonの自然検索で上位に表示される条件には、いくつかの項目があります。たとえば、以下のような要素です。
- 成約数
- どのキーワードで成約したか
- どのキーワードでクリックされたか など
広告から狙っているキーワードでの成約が取れていれば、自然検索で上位に表示されることが期待できるでしょう。検索上位を獲得できれば、費用をかけずに売れ行きをキープすることも可能です。
3.広告運用ができると代行で稼げる可能性がある
広告運用ができるようになるには、実はそれほど労力はかかりません。しかし、外部に委託を考える企業も多いので、代行で稼ぐチャンスがあります。
「商品の特性」「狙うべきキーワード」「転換率」「ライバルの有無」「クリック単価」などを調べておけば、運用で成果が出せます!
もちろん、一定の知識は必要ですが、儲かるカタログに成長させるコツをつかむのはそれほど難しくないでしょう。
Amazon広告に参入しようとしている企業から仕事を受けられれば、代行業として販売以外の収入源を得ることも可能です。
「広告を出す前に、Amazonで売るためのやり方を学んでおきたい」「物販で成功するコツが知りたい」という方は、Tasの公式LINEにご登録ください。ここでしかゲットできない豪華特典を用意しています。簡単に登録できるので、ぜひ以下のリンクをクリックしてみてくださいね!
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Amazon広告のおもな種類と特徴
「Amazon広告」といっても、実はいくつかの種類があります。具体的なやり方を学ぶ前に、以下6つの広告の特徴を把握しておきましょう。
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
- スポンサーディスプレイ広告
- Amazon DSP
- 動画広告
- 音声広告
順番に解説していきます。
1.スポンサープロダクト広告
「スポンサープロダクト広告」は、Amazonで商品を検索したときの結果画面や、商品の説明ページに掲載されるものです。該当するジャンルの購入を考えているユーザーの目に留まるので、成約率が高まります。
なお、スポンサープロダクト広告はクリックごとの課金です。広告を出して人に見てもらえなかったとしても、無駄な費用がかかるリスクを避けられます。
スポンサープロダクト広告は、大口出品者なら誰でも使えます!
2.スポンサーブランド広告
「スポンサーブランド広告」は、ブランドのロゴにいくつかの商品が表示されるものです。検索結果の上部や、ページ横の広告枠などに表示されます。
こちらもスポンサープロダクト広告と同様に、クリックごとの課金です。
とくに自社ブランド販売をする方は、自分の商品を露出するのにおすすめです!
なお、スポンサーブランド広告を出すには、ブランド登録が必須です。
3.スポンサーディスプレイ広告
「スポンサーディスプレイ広告」は、Amazonのトップページや商品詳細ページなどに掲載できる広告です。課金方式は2種類で「クリック課金」または「ビューアブルインプレッション1,000件の単価」です。
スポンサーディスプレイ広告は、過去の行動履歴に基づいて表示されるためより興味のあるユーザーに見てもらえる可能性があります。
なお、こちらもスポンサーブランド広告と同様、ブランド登録が必要です。
4.Amazon DSP
DSPとは「Demand Side Platform」の略で、広告主のプラットフォームです。Amazonに出品していない広告主でも利用できるのが特徴です。
スポンサーディスプレイ広告と同じ掲載方式ですが、外部サイトにも表示される点が異なります。自社のECサイトにリンクしてAmazon以外で販売している商品を紹介することも可能です。
自社ブランドや商品をPRするのにも適しています!
5.動画広告
動画広告には「ストリーミングTV広告」と「オンライン動画広告」の2通りがあります。ストリーミングTV広告は、Prime VideoやFire TVなどの動画配信サービスに表示される広告です。
なお、オンライン動画広告は、Amazon内だけでなく外部サービスにも配信が可能なので、より多くの顧客にアピールできます。
6.音声広告
音声広告は、Alexa対応のデバイスやAmazon Musicの無料サービスなどに配信される広告です。曲の合間に広告が配信されるので、多くの人に聞いてもらえるチャンスがあります。
スマートスピーカーの利用者も増えており、市場は拡大傾向にあります。
音声広告は、今後も商品をPRする場として活用できるでしょう!
売れるAmazon広告のやり方9ステップ【スポンサープロダクト広告】
「そもそもAmazon広告はどうやって出すのだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、スポンサープロダクト広告を作る方法について以下の順番で解説します。
- スポンサープロダクトにアクセスする
- キャンペーン名を設定する
- 1日の予算を設定する
- ターゲティングを設定する
- キャンペーンの入札戦略を設定する
- 広告グループを作成する
- 掲載商品を選択する
- 入札金額を設定する
- 除外ターゲティングを設定する
こちらの手順を動画で見たい方は、ぜひ「Amazonスポンサー広告の作り方と初心者オススメの設定方法」をチェックしてみてください。
1.スポンサープロダクト広告にアクセスする
スポンサー広告にはさまざまな種類がありますが「スポンサープロダクト広告」の作り方を押さえておけば他の広告にも応用がききます!
まずは、以下の手順で設定画面にアクセスします。
- セラーセントラルの上のタブにある「広告」から「広告キャンペーンマネージャー」に飛ぶ
- 「スポンサー広告を作成する」で「スポンサープロダクトを選択する」
すると、以下のような画面が表示されるはずです。
2.キャンペーン名を設定する
まずは、キャンペーン名を入力します。特に決まりはないので、商品名やカテゴリー名などわかりやすいものに設定するといいでしょう。
その下にある「開始」「終了」でキャンペーン適用の日付を指定できますが、決まっていなければ開始日は入力した日、終了日は設定なしで問題ありません。
3.1日の予算を設定する
1日の予算は、はじめのうちは1,000円~5,000円に設定するのがおすすめです。
いきなり高額の予算にするのではなく、最初は少なめに設定して採算が合っているか確認する期間を設けるといいでしょう!
出だしはどうしても広告が十分にできていない状態でのスタートになるので、様子を見ることも大切です。
4.ターゲティングを設定する
ターゲティングには「オート」と「マニュアル」があります。
オートターゲティングは、AIがAmazon内のどこに露出するのかを自動的に決めてくれるものです。マニュアルターゲティングは、自分で商品を選択してカスタム入札額を設定します。
オートターゲティングは便利ですが、意図しない場所に表示されてしまうことも。採算を取りやすいのはマニュアルターゲティングですが、慣れるまではオートターゲティングでもいいでしょう。
しかし、いつまでもオートにするのではなく、ゆくゆくはマニュアルのほうに移行しましょう!
5.キャンペーンの入札戦略を設定する
「キャンペーンの入札戦略」は、Amazon側が判断して入札を勝手に上げたり下げたりできるというもの。以下3つの選択肢があります。
- 動的な入札額-ダウンのみ
- 動的な入札額-アップとダウン(最大100%まで)
- 固定入札額
初心者は、無駄に予算を消費される可能性がある「アップとダウン」は避けたほうがいいでしょう。
上がることはないけれど下がる可能性がある「ダウンのみ」もしくは「固定入札額」を選ぶのがおすすめです。
6.広告グループを作成する
「広告グループ」とは、フォルダ分けのようなイメージです!
複数の商品を扱う場合、グループ分けをしておくと管理が楽です。たとえば、スマホケースでいろいろな種類のものを販売するのであれば「スマホケース一覧」のようなフォルダを作って、複数の商品の広告を入れておきます。
取り扱う商品が増えてきたときの管理が楽になるので、ぜひ設定しておいてくださいね。
7.掲載商品を選択する
広告に掲載する商品を選択します。一覧表示から選んだり、ASINで検索したりできます。
「リストを入力」タブでCSVからコピペしたり「アップロード」でCSVのテンプレから一気にアップロードしたりすることも可能です。
商品が多い場合は、アップロードが便利です!
8.入札金額を設定する
入札金額には、推奨入札額と上限・下限が表示されます。はじめのうちは、以下2つの運用方針から選ぶのがおすすめです。
- 上限いっぱいに設定して露出を増やし、成約件数を取りに行く
- 推奨入札額にして様子を見つつ、入札単価を少しずつ上げていく
迷ったら、とりあえず推奨入札額にするのがいいでしょう!
9.除外ターゲティングを設定する
「除外キーワードターゲティング」と「除外商品ターゲティング」の設定をおこないます。
この設定は任意ですが、入力することをおすすめします!
除外キーワードターゲティング
除外キーワードターゲティングは、あるキーワードで検索されたときに自分の商品を表示させないように設定できる項目です。
たとえば、Android専用のスマホケースを広告に出す場合は「iPhone」(カタカナ、小文字のみなども入力する)を除外しておくといいでしょう。そうすれば「iPhone スマホケース」といったキーワードで検索するユーザーの結果には表示されなくなり、成約率の向上が見込めます。
除外商品ターゲティング
除外商品ターゲティングは「この商品に関連する商品」のような部分に、自身の商品を表示させないように設定できる項目です。
商品を登録するとそのページ内に自身の商品が表示されなくなります。ASINコードや商品名入力などで設定しておくといいでしょう。
このようにして、成約につながりにくい商品を除外しておくことによって、広告運用を有効化できます。ここまで入力したら右下の「キャンペーンの開始」をクリックして設定が完了です。
Amazon広告の適切な設定は、手順を踏めばそれほど難しいものではありません。
しかし、そもそもAmazonで売れる商品を扱わなければ、いくら広告費をかけたとしても、思ったような成果は得られないでしょう。
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