「Amazonの商品カタログの作り方がわからない」
「自分でカタログを作るのは難しそう」
「売れる商品ページを作るにはどうしたらいいの?」
Amazonに出品するために商品カタログを作りたいと思っているけれども、作り方がよくわからず困っているという方は多いのではないでしょうか?
売れる商品ページを作るためにはどうしたらよいのか悩んでいる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では物販歴7年以上、年商4億円越えを達成したTasが以下の内容について解説します。
- 売れるAmazonカタログ作成の最重要ポイント
- カタログ作成方法10ステップ
- 押さえるべき3つのコツ
商品ページの作り方を流れに沿ってわかりやすく説明していくので、ぜひ最後までお読みください!
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
【Amazonカタログ作成前に】売れるページ作成の最重要ポイントをサクッと解説
売れる商品ページを作るにあたって僕が一番伝えたいことは、自分の使える引き出しを増やし自分ごとでカタログを分析することです。
自分のカタログでしか満たせない商品を使うことで得られる価値や未来(ベネフィット)を見つけて言語化することが、最も重要だからです。
そのために、いいカタログを見て「自分ならこうする」「こうすればよりよい価値を提供できる」を常に考えていく必要があります。具体的には、次のとおりです。
- どこがいいからまねをすべきなのか
- どこが悪いから改善すべきなのか
- 自分ならどんな要素を付け加えられるのか
特に3番目は、すてきな施策をたくさんストックしていないと思い浮かびません。しかし、日々意識して競合分析していれば確実に蓄積されていきます。身につけることで、ライバルと大きな差をつけられるでしょう。
ぜひ、根気強く取り組んでみてください!
なお、売れる商品ページの作成方法については、YouTube動画「【一発で】売れるAmazon商品ページを作る方法 【OEMのやり方】」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
Amazonカタログの作成方法10ステップ
Amazonカタログを作るための手順は多く感じるかもしれませんが、内容はシンプルです。ひとつずつ確実に進めていきましょう。
- 出品したい商品がすでに販売されているか確認する
- 商品のカテゴリーを選択する
- 基本情報を入力する
- カラー&サイズを入力する
- 出品情報を入力する
- コンプライアンス情報を入力する
- 商品画像を登録する
- 商品の説明文を入力する
- 検索キーワードを設定する
- 詳細項目を入力する
順番に解説していきます。
1. 出品したい商品がすでに販売されているか確認する
まずは、出品したい商品がAmazonで販売されているかどうかをチェックします。以下の手順で確認してください。
- Amazonの「seller central(セラーセントラル)」にログインする
- 「カタログ」⇒「商品登録」をクリックする
- 「Amazonのカタログから商品を検索する」に商品名や型番を入力する
該当する商品がなければ、まだ販売されていないということになります。その場合、あらためて検索画面にもどって「Amazonで販売されていない商品を追加します」をクリックしてください。
Amazon内に同じ商品が出品されている場合「相乗り商品」になるため、新規出品はできません。
商品ページを作成できるのは、Amazonでまだ販売されていない商品の場合だけということですね!
2. 商品のカテゴリーを選択する
「Amazonで販売されていない商品を追加します」をクリックすると、商品カテゴリーが表示されます。販売する商品に該当するカテゴリーを選択してください。カテゴリーは、大カテゴリー⇒中カテゴリー⇒小カテゴリーの順に選んでいきます。
たとえば、コスメを登録する場合、化粧品⇒メイクアップ⇒ファンデーションという順番です。
カテゴリーがわからない場合、キーワード検索から検索できますよ!
3. 基本情報を入力する
カテゴリーを選択できたら、基本情報を入力していきます。必要な内容は、次のとおりです。
- 商品名
- メーカー名
- ブランド名
- メーカーの型番(任意)
- JANコード
商品名とメーカー名は、商品の正式名称を入力してくださいね!
ブランド名はたとえば、Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」のように、メーカーが展開する各商品のカテゴリーにあたる部分になります。
最後にメーカーの型番と、商品を識別するために必要な数字コードであるJANコードを入力しましょう。
4. カラー&サイズを入力する
基本情報に続いて、商品のカラーやサイズを入力します。たとえば、洋服ではサイズと色を組み合わせた「色サイズ」のバリエーションがあります。
ユーザーが自分の好みに合った商品を選択しやすくなりますよ!
それぞれのバリエーションごとに、商品コードや在庫数なども入力しましょう。
5. 出品情報を入力する
出品情報としては、以下のような内容を入力していきます。
- 出荷作業日数
- メーカー希望価格 (必須)
- 商品の入荷予定日
- 最大注文個数 (必須)
- ギフトメッセージ (必須)
- 配送パターン
- 販売開始日
- TAXコード
- フルフィルメントチャンネル
必須ではない項目は、空欄のままでも問題ありません。メーカー希望価格は、販売するときに参考価格として表示されます。実際の販売価格と差額が大きい場合、Amazonから指摘される可能性もあるため注意してください。
メーカーが販売する最新価格を入力しておくとよいでしょう!
6. コンプライアンス情報を入力する
コンプライアンス情報は、おもに電池を使用する商品を販売する場合に入力します。電池を内蔵したり同梱したりしている商品は、安全性を保護するために情報提供が必要だからです。たとえば、次のような商品です。
- デジタルカメラ
- 携帯型ゲーム機
- ワイヤレスキーボード
該当する商品を扱う場合、電池の種類や個数などを登録しましょう!
7. 商品画像を登録する
商品画像の登録は、最大9枚まで設定可能です。ただし、商品ページに表示される画像は7枚までのため、7枚に収めましょう。
画像登録は、Amazonの画像ガイドラインに沿って行います!
違反している場合、画像を削除されたり、検索対象外になったりすることもあるため注意してください。メイン画像についてガイドラインで指定されている内容は、次のとおりです。
- 商品のみが写っていて、背景が透過または白いこと
- 商品が画像の85%以上を占めていること
- 商品全体が写っていること(商品が画像フレーム端に触れたり端で切れたりしていない)
詳しくは、Amazonのヘルプページで確認しましょう。
8. 商品の説明文を入力する
次に、商品説明の箇条書きと商品説明文を入力します。箇条書きの項目には、商品の特徴や要素を記載してください。ユーザーに、商品の魅力や価値を簡潔に伝えられます。
たとえば、スマートウォッチの場合は、
- 軽量デザイン
- 防水仕様
- GPS内臓
など、短く明確に入力するとよいでしょう。
商品説明文は、商品紹介コンテンツが設定されていない場合に表示されます。より詳しい商品の特徴やメリット、使用例などを入力してください。
商品の魅力を感じてもらえるようにアピールしましょう!
9. 検索キーワードを設定する
検索キーワード設定では、実際に商品を表示させたいキーワードを設定できます。たとえば、スポーツシューズを販売する場合、次にようなキーワードを入れておくと、商品がヒットしやすくなるでしょう。
- 快適なクッショニング
- 軽量デザイン
- 高耐久ソール
ただし、過度なキーワードの羅列は避けてください。ユーザーにとって読みにくく不自然な印象を与えてしまうため、商品への信頼性が低下する恐れがあるからです。
商品と関連する自然なキーワードを心がけてください!
10. 詳細項目を入力する
商品を詳しくアピールすることによって、ユーザーは製品の内容を理解しやすくなります。入力を推奨する項目は、次の通りです。
- 原産国
- 注意事項
- 原材料や成分
- 肌タイプ
- 香りの特徴
- 機能性や効果
重量の記載が必須の商品もあるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。「保存して終了」をクリックすると、商品カタログの作成が完了します。
反映まで約15分かかるので、時間をおいてから登録内容をチェックしてみましょう!
なお、カタログ作成までしっかり調べているのであれば、ぜひTas公式LINEで配布している特典も活用してください!
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Amazonにおけるカタログ作成で押さえるべき3つのコツ
Amazonで売れる商品カタログを作るためには、重要なポイントがいくつかあります。押さえるべきことは、次の3つです。
- 最適な商品タイトルをつける
- 商品画像6枚&1動画を準備する
- 商品名に使えなかったキーワードを設定する
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 最適な商品タイトルをつける
最適な商品タイトルは「ブランド名+商品名+商品を示すキーワード+CTR・CVRを上げるコピー+その他キーワード」です。全角で50文字以内に収める必要があります。
- CTR:ユーザーに表示された回数(インプレッション数)のうちクリックした割合
- CVR:サイトへのアクセス数のうち商品の購入や資料請求などにつながった割合
CTR・CVRを上げるコピーの部分は、ジャンルによって有無がわかれます。たとえば「自動車整備士共同開発」など、タイトルに華を出すための装飾的な役割を果たすコピーの場合です。
コピーがあることによって、CTRが上がるのなら問題ありません。しかし、そうでない市場だったり意味のないキャッチコピーのつけ方だったりする場合、SEO対策的に余計なワードを入れることになるため、マイナス評価になります。
商品タイトルは重要な要素なので、時間をかけて考えましょう!
また、最安値や日本一などの最上級表現はNGとされているため、注意してください。
2. 商品画像6枚&1動画を準備する
必ず準備すべきなのは、商品画像 6枚と動画1本。Amazonでは、商品画像の7枚目までがスマホアプリで表示されますが、7枚目については 動画に差し替えも可能です。
統計的には、動画を挿入しているカタログのほうでCTRが改善傾向にあります。そのため、すべて画像にするのではなく画像6枚+動画1本にするのがおすすめです。
1分間の動画から伝わる内容を文字に換算すると、180万語にもなるという調査結果もあります。動画時代の今、効率的に商品の魅力を伝達できることは確かです。
動画によって商品ページの滞在時間が増えることもポイントですよ!
売れる商品画像の作り方については、YouTube動画「【半年間公開できなかった動画】AmazonOEMで売れる商品画像を作るために覚えるべき鉄板の訴求パターンまとめ 【中国輸入】」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. 商品名に使えなかったキーワードを設定する
キーワード設定をする場合、商品名に使用したキーワードではなく、登録できなかった関連キーワードを設定することが重要です。商品名に含まれていないキーワードを盛り込むことで、より多くのユーザーに商品が表示される可能性が高まるからです。
たとえば、商品名が「ランニングシューズ」の場合、キーワード設定には入力しません。代わりに「カジュアルスニーカー、ハイトップ、カラフルなデザイン」などのキーワードを設定します。
また、同じ意味のキーワードでも漢字・カタカナ・ひらがなのバリエーションを活用すると効果的です。キーワードが思い浮かばない場合、Amazonの検索画面に登録する商品のジャンルや特徴などを入力してみてください。
予測キーワードが表示されるため、適切なキーワードを選ぶ参考になりますよ!
ただし、不適切なキーワードは使用しないように気をつけてください。Amazonのポリシーに違反する可能性があるため、適切で関連性のあるキーワードを選択することが大切です。
Amazonの商品カタログは、売上にも大きな影響を与えます。この記事で紹介した10ステップの流れに沿って、ポイントを確認しながら着実にカタログを作成していきましょう。
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