「Amazonに出品するときの商品名のルールを知りたい」
「売上を上げるための商品名やキーワードってあるの?」
「商品名をつけるときのコツや禁止事項を知りたい」
Amazonに商品を出品しようとしているけど、商品名のルールがよくわからない人も多いのではないでしょうか。実際に9割以上の人が売れるタイトルのつけ方をできておらず、満足した売上を上げられていません。
Amazonで商品を売るには、まず正しい商品名のつけ方を学んでおく必要があります!
そこで本記事では、指導を始めてたった1年でAmazon販売事業者アワードを獲得したクライアントを輩出したことのあるTasが以下の項目を解説します。
- Amazonの商品名をつけるときに覚えておくべきルール
- 商品名をつけるときに役立つコツやポイント
- 商品名をつけるときに気をつけたい注意点
この記事を読めば、売上を上げるために必要なことを理解して、実践できるようになります。ぜひ最後までお読みください。
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
【前提】Amazonで出品するなら商品名のルール確認が重要
どんなに良い商品だとしても、ユーザーに見られなければ売れることはありません。
商品名のルールを理解してタイトルをつけられれば、SEO上良い影響があり検索上位に表示されやすくなります。逆にルールを理解せずに出品すると、ユーザーが商品を発見しても魅力的に思ってもらえなかったり、そもそも上位に表示されず見られなかったりする可能性があります。
さらにルールを守れていなければ、規約違反で最悪アカウント停止の可能性もあるでしょう。出品する前に、まずルールの確認をすることが重要です。
理解せずに始めてしまい、遠回りしている人も多くいるので非常にもったいないと感じています!
なお、商品名のルールを含めAmazonSEOに関しては、YouTube動画「【保存版】Amazon SEO対策完全攻略セミナー」で詳しく解説しています。これ一本見れば稼げないということはなくなるくらいの有益情報になっているため、あわせてぜひチェックしてみてください!
Amazonで商品名をつけるときの7つのルール
Amazonでは商品名をつけるときにさまざまなルールが設定されています。これらのルールを守れていないと、稼ぐことは難しいため出品前に把握しておきましょう。
なお、規約の全文はAmazonセラーセントラルの商品登録ルールで確認できます。何度も目を通しておいてくださいね!
ここでは、最低限覚えておくべき7つのルールを紹介していきます。
- 商品の正式名称を使用する
- 商品と関係ない情報は記載しない
- 文字数を全角50文字以内にする
- 半角ルールを遵守する
- 商品の状態がわかるワードを入れる
- 分量や日数がわかるワードを入れる
- まとめ売りは区別するワードを入れる
順番に見ていきましょう。
1.商品の正式名称を使用する
すでに世の中で販売されている商品を出品する場合、自分で考えたものや略称ではなく、正式名称を用いる必要があります。以下の項目を含めて記載するようにしましょう。
- メーカー
- ブランド名
- 仕様
- 型番
これらの項目は商品名に含めるようにAmazonのルールに記載があります!
読みにくく間違えやすいブランドも多くあります。書き間違えていると規約違反になるため、出品の際は注意してください。また、他社ブランド名や商品名など出品しているものと関係ないキーワードは、記載してはいけないため覚えておきましょう。
2.商品と関係ない情報は記載しない
商品と関係ない情報は、商品名に含めてはいけないとされています。よくある事例として以下のような項目があるため、商品の登録前に確認してください。
- セール
- 激安
- 送料無料
- 〇〇%オフ
- 即納品
ほかにも、夏や冬のように季節を限定する単語の使用も禁止されています。これらは商品と直接関係のないワードなため、商品名に含めるのはNGとされているため注意しましょう。
上位表示されたいがために、他の関係ないキーワードも多く入れてしまう人もいますが、SEO上ではマイナスの影響があるといわれています…!
3.文字数を全角50文字以内にする
Amazonでは、商品名の文字数がスペースを含めて50文字以内にするよう決められています。文字数が限られているため、いかに少ない文字で魅力的なタイトルをつけて購入したいと思わせられるかが重要です。
他の出品者と違った目を引く商品名をつけられれば差別化できますね!
ただし、以下のカテゴリーはスペースを含めて65文字まで認められています。
- 服&ファッション
- 小物シューズ&バッグ
- 時計
- ジュエリー
まずは自分が販売する商品が、どのカテゴリーにあたるかを事前に確認しておきましょう。また商品名自体が長くて多くのワードを選べない場合は、それぞれの情報に優先順位をつけて、より魅力的なタイトルを考えるとよいですよ。
4.半角ルールを遵守する
Amazonで出品する際は、半角ルールを正しく守る必要があります。
たとえば、商品名で区切りを入れる際は必ず半角スペースを用いなければなりません。英数字やハイフンなども半角で記載する必要があります。さまざまなECサイトで認められている半角カタカナも、Amazonでは使用ができないため覚えておきましょう。
特にパソコンを日常生活であまり使わない方は、半角や全角の切り替えに慣れていないこともあるため、入力のたびに気にかける必要があります。
パソコンの使用に普段から慣れていない人は、知らないうちに半角や全角を混合してしまいがちなので、公開前に2~3回チェックしましょう!
全角か半角かを無料で確認できるサイトもあるので、ぜひ活用してみてください!
>>「全角チェッカー。全角文字が含まれているか確認」を使ってみる
5.商品の状態や仕入れルートがわかるワードを入れる
Amazonで商品を出品するなら、品物の状態や仕入れルートがわかるワードを記載する必要があります。
商品が未開封で新品のものや、開封済みだけど未使用な場合もあるでしょう。傷や汚れがある場合でも状態をきちんと記載しておくことで、後々のトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
商品の状態を詳細に記載しておくことで、購入者に安心感を与えることもできますよ!
また正規販売店や正規ルートで仕入れた場合を除き、仕入れルートの記載も必要です。たとえば、バルク品やアウトレット品などは、状態やその仕入れルートを記載しなければならないというルールが書かれています。
記載している情報と相違があることがわかった場合、アカウントの削除などのペナルティも考えられるため注意しましょう。
6.分量や日数がわかるワードを入れる
Amazonで出品する商品名には、分量や日数がわかるワードもかならず記載が必要です。
たとえば「〜ml」や「〜g」のように、内容量がどれくらいなのかわかるキーワードを入れなければなりません。実物と説明で分量が違うと、ペナルティを受けることがあるため規約違反のないよう気をつけましょう。
日数情報を書く場面はあまり多くありませんが、無料体験ができる場合や期間限定の販売などであれば記載が可能です。「個数限定」や「タイムセール」等はNGワードに該当し、記載してはいけないため覚えておきましょう。
NGワードは他にも多くあるため、言葉を慎重に選ぶ必要があります!
7.まとめ売りは区別するワードを入れる
Amazonで出品する際、単品売りとまとめ売りは区別して販売しなければなりません。まとめ売りの場合「〜個セット」や「〜種類入り」のように、具体的な個数を記載する必要があります。
実際の商品と個数が違うと、販売停止になる可能性もあります。食品ジャンルやセット売りが多いカテゴリーを扱う方は、出品の際に注意しましょう。もし書く内容が商品名に記載しきれない場合は、説明欄に別途書いておく必要があります。
内容の記載に少しでも誤りがあると、販売できなくなるかもしれないため何度も確認をすることが必要ですね!
このように、Amazonで商品を売るためには、守るべきたくさんのルールがあります。そこで、正しい知識を手に入れたい方は、Tas公式LINEに登録してください!
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Amazonで商品名をつけるときの6つのコツ
Amazonの商品名をつけるときのルールを守ったうえで、SEO観点から上位表示させるためには、以下の6つのコツを意識しましょう。
- Amazonのサジェストキーワードを優先的に
- メインキーワードは商品名の先頭に記載する
- 商品名の特徴を具体的にする
- スマートフォンでの表示を重視する
- フォーマットを利用する
- ABテストを実施する
それぞれ詳しく解説していきます。
1.Amazonのサジェストキーワードを優先する
AmazonでもGoogleで検索したときと同様に、検索キーワードを入れたときに自動的に関連したキーワードがいくつか表示されます。
サジェストキーワードは、ユーザーが調べたいと推測されるキーワードであるため、優先的に入れるとSEO上評価されるようになります。自分で考えたキーワードを適当に入れるのではなく、サジェストキーワードを確認してできるだけ優先度の高いものを記載するようにしましょう。
販売する商品とより関連性の高いキーワードを選ぶと効果的ですよ!
2.メインキーワードは商品名の先頭に記載する
Amazonで売れやすい商品名にするためには、メインのキーワードを先頭に記載しましょう。後半にメインのキーワードがあると、読みにくかったり読まれなかったりするためSEOで悪影響があります。
たとえば「キーケース」というキーワードで、以下のように2つのパターンを比較してみましょう。
- パターンA:メンズ 本革 軽い キーケース 取り外ししやすい
- パターンB :キーケース メンズ 本革 牛革 取り外ししやすい
Aは途中まで何の商品かわかりませんが、Bはすぐにキーケースだとわかるはずです。クリックにつながりやすいため、できるだけ先頭に寄せることを心がけましょう。
キーワードを購入者にわかりやすい順番にすることで、SEOで評価されるため取り組んでみてください!
3.商品名の特徴を具体的にする
商品名を決める時は、特徴がわかるように具体的で網羅的に設定する方が上位表示されやすい特徴があります。ただし選定するキーワードは多すぎても良くないため、5〜6個までにするのが良いでしょう。
キーワードを適当に選んで多く詰めても、関係性の低いものであれば購入に至りません。逆にSEOにマイナスの影響を与えて検索順位を下げてしまう可能性があるため注意が必要です。
商品名を具体的にする必要はありますが、関係ないキーワードがあるとSEOでマイナスとなるので気をつけましょう!
4.スマートフォンでの表示を重視する
Amazonで商品名をつけるときは、スマートフォンの表示を重視しましょう。
パソコンよりも画面が小さいため、文字や商品が全て表示されるとは限りません。商品名が長すぎてしまうと、後半の文字が省略されたり見づらかったりします。
見づらいと購入者が不快感を感じて他の商品に移ってしまう可能性があります!
最近では多くのユーザーがスマートフォンでアクセスすることが考えられるため、それを見越して見やすさを意識することが必要です。Amazonには商品登録の際に、パソコンとスマートフォンの見え方を両方確認できるプレビュー機能がついています。ぜひ活用して見やすい商品ページにしましょう。
5.フォーマットを利用する
Amazonで売り上げを最大化するために、僕は以下のフォーマットをおすすめしています。
- ブランド名
- 商品名
- 商品断定キーワード
- USP(独自の強み)を表すキャッチコピー
- その他サブキーワード
特に重要となるのは「USPを表すキャッチコピー」で、CTR(クリック率)を大きく向上させられます。キャッチコピーは、ユーザーのニーズと競合他社にはない自社の強みを把握したうえでつけることが必要です。
キャッチコピー自体がその商品のUSPになるかどうかが重要です!
このフォーマットに関しては、YouTube動画「【SEO対策のコツ】AmazonOEM 売れる商品タイトルの付け方」でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
6.ABテストを実施する
ABテストとはWebマーケティングの手法の1つで、より高い成果を上げるためにコンテンツの複数のパターンを検証するものです。たとえば、同じ期間内で商品タイトルや商品画像など一部分のみを変更してどちらが効果的か比較検証していきます。
企業のWebサイトやバナー広告などでもABテストは良く使われています!
Amazonのセラーセントラルを使えば、ABテストを実施できます。以下の項目で比較検証が可能です。
- 商品名
- 商品画像
- 商品紹介コンテンツ
より魅力的な商品ページを作り成果を出すためにも、ぜひABテストを活用してください。
Amazonにおける商品名のルールを守るための注意点3つ
Amazonで商品名をつけるルールを守るために、特に以下の3点に注意するようにしましょう。
- 商品登録後に商品名の変更は原則できない
- 使用NGワードに注意する
- カテゴリーごとに表記ルールが異なる
以下でそれぞれ解説していきます。
1.商品登録後に商品名の変更は原則できない
Amazonの商品名は、一旦登録すると原則的に変更できないルールがあります。以前は簡単に変更ができたのですが、最近ではルールの厳格化により変更が難しくなりました。
そのため、商品名登録の際は慎重に考えなければなりません。たとえば、商品のサイズや色、容量などをタイトルに含めていると、種類を増やそうとしたときに困ることになります。
商品名に「S・M・L」とサイズを入れていると、XLサイズより大きめのものを売りたくても、タイトルのせいで販売ができません…!
どうしても変更したい場合は、セラーセントラルの窓口に問い合わせると、変更できる可能性もあります。しかし、必ずしも変更できるとは限らないため変更しなくていいような商品名をつけるようにしましょう。
2.使用NGワードに注意する
Amazonでは、使用が禁止されているNGワードが複数あるため使わないように注意しましょう。共通して使えない文字やワードは以下のようなものがあります。
- 特殊文字・特殊記号
- 機種依存文字
- 半角カタカナ
- 断定的や最上級を示すワード
- 「最新」など時間優位のワード
- 期間を限定するワード
またカテゴリーによっては、禁止ワードが多い単語もあります。
たとえば化粧品やサプリメントなどの販売だと、医薬品のような効果や表現を記載しているとNGです。
規約違反により、商品が削除されたりアカウントが停止されたりすることも考えられるため、言葉を慎重に選ばなければなりません。
3.カテゴリーごとに表記ルールが異なる
Amazon全体で共通するルールも多いですが、中にはカテゴリーによって表記方法が異なるものもあります。
たとえば「食品・飲料・お酒ストア」のカテゴリーをチェックしてみましょう。それぞれの要素ごとに半角スペースで区切り、以下の順番で記載する必要があります。
- Amazon.co.jp 限定
- トクホ
- 精米
- ブランド名
- 商品名
- 入り数
- 対象年齢
参照:Amazon.co.jp商品登録ガイドライン食品・飲料・お酒ストア
食品や飲料の種類によってもそれぞれ特定のルールがあるため、よく読んでから商品登録することが必要です。
詳しくはセラーセントラルの「在庫ファイルテンプレート」からそれぞれのカテゴリーを確認できます。自分の商品にあったルールを読んでおきましょう。
Amazonで商品を売るためには商品名ルールの理解が必須ですが、タイトルだけが良くても売れません。さまざまな対策をとることで売上を上げられるようになります。その中でも商品名は上位表示させるための重要な要素になるため、今回の記事を繰り返し読んで活用してください。
なおTas公式LINEでは、初心者がネット物販で最短で稼げるようになるためのロードマップをまとめた「ネット物販ガイドブック」をプレゼントしています。ほかにも、Amazonで商品を売るために必要なマーケティングに関するメルマガや限定動画も無料配布中です。
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