「中国語がわからなくてもタオバオで個人輸入はできる?」
「どうやって仕入れればいいの?」
「不良品が多いって聞くから不安」
商品を仕入れるなら、価格の安い中国がおすすめです。なかでも中国の大型オンラインモールである「タオバオ」は、手ごろな価格と豊富な品揃えで知られています。
しかし、中国国内向けのサービスなので、日本からの購入に不安を感じる方も多いはず。
今回は、物販歴7年以上、中国輸入OEMをメインにブランド年商4億円超えを稼ぐTasが、以下の内容を解説します。
- タオバオの特徴
- 直接購入する際の注意点
- 安全な個人輸入のやり方
- おすすめの代行業者
- タオバオの個人輸入で稼ぐ方法
中国輸入にチャレンジしてしっかり利益を出したいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
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中国語がわからなくてもタオバオで個人輸入はできる
タオバオ(Taobao)は、中国企業であるアリババが運営している国内向けの巨大なECモールです。他のサイトで見つからない商品でもタオバオなら見つかる、と言われるくらい数多くの商品があります。
主にCtoCの形式で運営されているため、一品からでも購入できます。ロゴの追加も手軽なので、自社ブランド販売にもおすすめです。
中国から商品を仕入れるとなると、中国語ができなければ難しいのではと考える方も多いでしょう。
しかし、僕自身、中国語に詳しくなく、中国の銀行口座も持っていないにもかかわらず、タオバオから問題なく仕入れられています!
もちろん、注意すべきポイントもあるので、以下で詳しくお伝えします。
タオバオの個人輸入で直接購入する際の5つの注意点
タオバオから直取引で個人輸入する際の注意点は、以下の5つです。
- 日本に直接発送できない店もある
- 直接購入の場合、決済には手数料がかかる
- 中国表記のため翻訳しながら購入しなければならない
- 国際送料が高い
- 不良品が届くことがある
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.日本に直接発送できない店もある
タオバオには、数多くの店舗が存在しますが、すべてが日本への国際配送に対応しているわけではありません。いい商品を見つけたとしても、日本への配送が不可能な場合があるので注意が必要です。
さらに、商品のジャンルによっては、日本への輸入が法律や規制に抵触する可能性があります。
たとえば、
- コンセントの付いている電化製品:PSEマークの表示がない電化製品は輸入できない
- 食器や乳幼児用おもちゃなど口に入れる可能性のあるもの:その都度届出が必要
- 化粧品、日焼け止めなど:各種届出や許可が必要
- ブランド品やキャラクターグッズ:意匠権や商標権、著作権に注意が必要
など、商品ジャンルによって細かく規制されています。
輸入を検討する際は、対象の商品が日本の法律で規制されていないかをしっかり調べることが大切です!
2.直接購入の場合、決済には手数料がかかる
タオバオから直接購入する場合、決済は「アリペイ」または「クレジットカード」が選択できます。
中国の銀行口座が必要な「アリペイ」に対し、多くはクレジットカードを利用することでしょう。ただし、クレジットカードを使用する場合、購入金額の3%の手数料が発生します。
価格が他サイトより低くても、3%の手数料を考慮すると大きな差はない場合があるので注意が必要です…!
3.中国表記のため翻訳しながら購入しなければならない
タオバオのサイトは中国語表記です。Google翻訳を利用することで日本語に変換可能ですが、完璧に翻訳されない箇所も出てきます。
海外からの輸入でわからない部分が生じると、購入をためらいますよね…!
不明な部分をショップに問い合わせるにしても、中国語でのやり取りが必要になります。翻訳ツールを使えば簡単に日本語を中国語(または中国語を日本語)に変換できますが、それなりの手間が伴うでしょう。
4.国際送料が高い
タオバオから直接輸入するときは、国際送料に注意する必要があります。
タオバオのシステム上、商品はまず中国の倉庫へ送られ、その後日本へまとめて発送されます。つまり、中国の倉庫までの運賃と、日本に輸送する送料が二重にかかるということです。
送料は商品の重さに基づいて計算されるため、送る荷物が増えれば増えるほど送料が高くなる仕組みです。
具体的には、1kgごとに約72元(約1,500円)が必要です。例えば10kgの商品を購入したら、送料だけでおよそ15,000円がかかります。
お店と交渉して直接配送を依頼することもできますが、中国語でのやり取りが必要です。そのため多くの方は、タオバオの標準的な配送サービスを利用することとなるでしょう。
5.不良品が届くことがある
タオバオの商品の中には、不良品が混ざる場合もあります。
タオバオに限らず、中国製品を輸入する場合は不良品が3割くらいはあると考えておいてください!
また、キャラクターやブランド品のジャンルでは、模倣品の販売が散見されます。サイトの画像を見ただけでは判断が難しいため、あまりにも安すぎる商品は避けたほうが無難です。
購入前にはお店の評価を必ず確認し、信用できる店舗かどうかを見極めましょう。
タオバオの個人輸入における不安は代行業者で解決できる
タオバオでは不良品のリスクや中国語でのやり取りが必要となり、個人輸入のハードルが高いと感じるかもしれません。このような不安を軽減するのが代行業者の役割です。代行業者を利用すれば、現地での検品やショップとの交渉など、中国とのつながりをもっていない個人では難しいタスクもスムーズに進められます。
中国からの個人輸入はトラブルが生じやすく、到着した商品が売り物にならなかったり、輸送費が予想以上にかかったりすることで、時間もお金もムダになってしまうケースもあります。
多少の費用がかかったとしても、代行業者を挟むメリットは大きいといえるでしょう。
代行業者の利用には費用がかかるものの、高額になることは少ないです!
特に「タオタロウ」は、送料の点でもっともおすすめできる業者です。
タオタロウをおすすめする理由については、関連記事「【中国輸入】タオタロウの評判が良い理由8選!悪い口コミや登録方法も解説」で詳しく解説しているので、ぜひあわせて参考にしてください。
タオバオの個人輸入を安全に進める方法3ステップ
実際にタオバオのサイトを利用して個人輸入を行う手順を、3つのステップで解説します。
- アカウント登録する
- リサーチする
- 代行業者に代理購入を依頼する
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.アカウント登録する
タオバオで商品を検索するため、アカウント登録をしましょう。
登録の流れは以下の5ステップです。
- Googleで「taobao」と検索する
- 「登録」をクリック
- 「短信登録」をクリック
- SMSに届いた認証番号を「请输入验证码 」に入力する
- 「向右滑动验证」のバーを左から右へドラッグする
中国語表記でわかりにくい部分もあると思うので、画像つきで解説します。
1.Googleで「taobao」と検索する
Googleで「taobao」と検索して、一番上に表示されるサイトがタオバオです。
2.「登録」をクリック
ページ右側の「登録」をクリックします。
3.「短信登録」をクリック
「短信登録」をクリックするとタブが切り替わります。
4.「向右滑动验证」のバーを左から右へドラッグする
電話番号を入力したら、すぐ右下にある「获取验证码(確認コードを取得する)」をクリックします。その後「向右滑动验证」のバーを左から右へドラッグしてください。
5.SMSに届いた認証番号を「请输入验证码 」に入力する
SMSに認証番号が届くので、上の画像の赤枠部分に入力して「登録」をクリックすれば完了です。
2.リサーチする
実際にどんな商品を仕入れると利益が得られるのかリサーチしていきます。タオバオでのリサーチ方法は、YouTube動画「【中国輸入転売】 実は初心者でも超簡単! 中国輸入商品の仕入れ方」のなかでも触れているので、これから解説する内容とあわせて参考にしてみてください。
Amazonランキングから気になる商品をピックアップして、タオバオのサイトから画像で検索することもできます!
まずは価格を見てみましょう。タオバオでは¥で表記されていますが、これは「人民元」のことなので注意しましょう。
58元なので、日本円で約1,187円です。(2023年10月時点)
表示されている価格は、商品だけの金額です。これに加えて、代行業者の手数料や、代行業者までの運賃、そして日本までの国際送料も考慮する必要があります。
一般的には、人民元を20~30倍した金額を仕入れの目安として考えると良いでしょう。それでも利益が取れそうな商品を探す必要があります。
商品を選んだら、具体的な仕入れ価格を計算し、利益をしっかり確保できるかを確認することが大切です。
中国輸入で商品の仕入れ価格を算出する詳しい方法は、YouTube動画「【これで完璧】 中国輸入で1つあたりの商品仕入れ価格を算出する方法をアニメで分かりやすく解説します! 【仕入れ単価計算】」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
3.代行業者に代理購入を依頼する
利用する代行業者によって若干の違いはありますが、代理購入を依頼するときの主な流れは以下のとおりです。
- タオバオで購入したい商品の詳細(色、個数、配送先など)を代行業者に伝える
- 代行業者から見積もりを確認し、納得したら入金して発注する
- 代行業者がタオバオで取引をおこない商品を購入する
- 購入した商品が中国国内の拠点を経由して代行業者のところに到着する
- 代行業者が検品と梱包をおこなう(あらかじめ依頼している場合)
- 商品が指定の配送先に商品が届けられる
利用する代行業者やプランによって、サービスの内容は変わります。
すべて日本語でやり取りが可能なので、安心して利用できます!
このように、中国輸入による物販ビジネスのコツやノウハウを知りたい方は、ぜひTas公式LINEへご登録ください。限定動画やネット物販について学べるガイドブックなど、効率的に学習できるコンテンツを無料で受け取れます。ぜひご活用ください!
タオバオで個人輸入する際のおすすめの代行業者
タオバオの個人輸入に適した代行業者を、3つピックアップしてご紹介します。
- タオタロウ
- イーウーパスポート
- CiLEL(シーレル)
それぞれの特徴を見てみましょう。
なお、これから紹介する代行業者については、YouTube動画「【中国輸入ビジネス】 代行業者オススメ3社を紹介! 初心者でも使える代行業者」でも解説しているので、併せてご覧ください。
1.タオタロウ
タオタロウは月額料金が不要で、発注額の5%を手数料として支払う方式を採用しています。コストを抑えたい方におすすめの業者です。強固な物流ネットワークを持ち、他社に比べて送料がリーズナブルなのもおすすめポイントの1つ。
複数のSKUを発注する際にも、URLを貼って1つずつ発注できるので便利です!
OEMの担当部門もあるので、中国の工場探しや商品制作に関する相談も可能。初心者からベテランまで幅広く利用できる代行業者となっています。
2.イーウーパスポート
イーウーパスポートは、月額約3万円の定額制を採用しており、大量に商品を購入するOEM販売に適している代行業者です。月額費は約3万円ですが、その他の手数料は検品費用ぐらいしかかかりません。多くの商品を扱うほど1個あたりのコストが削減されます。
さらにイーウーパスポートは、現地の専任パートナーを1人つけてくれます。このパートナーを通じて、さまざまな相談やリクエストが可能です。
「こんな商品が欲しいけど、なかなか見つからないから探してほしい」「OEM商品を改良したいから工場に連絡を取って欲しい」といった依頼にも応えてくれます!
3.CiLEL(シーレル)
CiLEL(シーレル)は、直感的なデザインのサイトを持つ代行業者です。
転売や大量のSKU取り扱いに向いている業者さんですね!
現地と日本のスタッフとの綿密な連携により、スムーズな仕入れが可能です。また、OEM商品の開発サポートや、ECモールへの直接配送もおこなっています。
初期費用は0円からスタートできますが、多彩なサービスをフルに利用するためには、有料プランがおすすめです。
なお、代行業者選びに迷う方は、関連記事「【解決】中国輸入代行を選ぶ5つのコツと最強のおすすめ業者4社を紹介!活用すべき理由も解説」で解説しているコツを、ぜひ参考にしてみてください。
タオバオからの個人輸入で稼ぐ方法4選
タオバオから個人輸入した商品で稼ぐための、おすすめの手法を4つ紹介します。
- メルカリ転売
- プラットフォーム横流し転売
- プラットフォームOEM
- 自社サイト販売
どの手法がご自身に向いているのか、ぜひ考えるヒントにしてみてください。
なお、ここで紹介する内容についてはYouTube動画「【全て見せます】中国輸入ビジネスで稼ぐ方法・やり方まとめ」でも解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
1.メルカリ転売
メルカリ転売は難易度が低く、副業初心者に向いています。競合が強いためリサーチは必須ですが、低資金でも売り上げを作れます。
5万円くらいの資金があればスタートできます!
また、メルカリ販売はランニングコストがかからないので利益率も高くなるといったメリットもあります。
メルカリ転売で成功するコツは、リサーチ力にかかっています。詳しくは、関連記事「【副業初心者におすすめ】中国輸入メルカリ販売は稼げる!リサーチのポイントも紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてください!
2.プラットフォーム横流し転売
「プラットフォーム横流し転売」は、おもに楽天やYahoo!ショッピングで、中国からの仕入れ品を販売する手法です。
ただし、楽天は出店のハードルが高めであることと、違反に対して厳しい点に注意が必要です。転売商品を売ることは違反ではありませんが、ひたすら横流ししていると、いずれかの商品が違反に該当してしまうケースも。
僕の知り合いに、販売した商品の柄が違反対象となって300万円の罰金を払った人がいます…!
販売のしやすいさを考慮するのであれば、審査さえ通れば販売できるYahoo!ショッピングのほうが利用しやすいでしょう。その他、Qoo10やau PAYマーケットも並行販売先として人気があります。
なお、Amazonは「相乗り出品」という制度により、同商品の価格競争が激しくなっています。そのため、横流し転売には向いていません。
3.プラットフォームOEM
「プラットフォームOEM」は、自社ブランドを作って販売することです。
自社ブランドを作るとなると、ある程度のコストや時間がかかります。しかし、いったん商品が決まってしまえば、販売後にやることはそれほど多くありません。
労働コストをかけずに利益を得られるストック型ビジネスのおすすめモデルです!
プラットフォームOEMを行う場合、一定の資金があることが前提条件です。また、競合もかなり強いので、やるなら覚悟を決めて始める必要があります。
なお、プラットフォームOEMを行うなら、中国の仕入れサイトは1688.com(アリババ)がおすすめです。中国国内向けのBtoBに特化したプラットフォームであり、工場が直接出店していることも多いのが特徴です。工場とのコネクションも取りやすいので、初心者でもOEMにチャレンジしやすいでしょう。
アリババを利用した中国輸入OEMのやり方は、関連記事「【入門】アリババでの中国輸入OEMのやり方を5ステップ解説!リサーチ手順や代行業者も紹介」にて解説しているので、ぜひご覧ください。
4.自社サイト販売
Amazonや楽天などのプラットフォームに頼らず、自社サイトで商品を販売するのが「自社サイト販売」です。ShopifyやBASEなど、自分でサイトを1から構築しなくても簡単に販売できるサービスも増えています。
プラットフォームの規約もないため、無在庫での販売も可能。低資金でスタートできるのが魅力的です。
また、自社サイトを主戦場にしつつ、プラットフォームでも売るといった選択肢もあります。中国輸入は、さまざまな稼ぎ方があります。ぜひ中国輸入にチャレンジして稼いでみてください。
なお、自社サイトでの販売を成功させるためには、SNSや広告を活用した集客が欠かせません!
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