「Amazonのアカウントが停止されたらどうなるの?」
「アカウント停止になったらもう復活できない?」
「どうしてアカウント停止になったのかわからない」
Amazonのアカウントが急に停止になってしまい、どうしたらいいのか困っている方は多いのではないでしょうか?そもそも、なぜ停止になったのかわからないという方もいるかもしれません。
まずは、Amazonから求められている対応をすることが解除への近道です!
この記事では、Amazonのアカウント停止から復活までを100件以上見てきたTasが、以下の内容について解説します。
- Amazonのアカウントが停止される7つのパターン
- 停止されたときの対処法
- アカウント停止の予防方法
- アカウント停止が厳しくなっている理由
アカウント停止を回避できる具体的な予防方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
Amazonアカウントが停止したらどうなる?
実際にAmazonのアカウントが停止してしまったら、どうなるのでしょうか?具体的に取られる措置は、以下の2つです。
- 出品や売上金の出金が一時的にできなくなる
- 最悪の場合アカウントが閉鎖される
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 出品や売上金の出金が一時的にできなくなる
Amazonのアカウントが停止になると通知が届き、次のような措置がとられます。
- 商品販売の一時停止
- 売上金の出金の一時停止
- 出品情報の削除
一時的とはいえ出品や出金の停止は、かなり重いペナルティですよね…!
しかし、アカウント停止段階であれば、復活できる可能性はあります。
2. 最悪の場合アカウントが閉鎖される
Amazonから悪質業者だと判断された場合、アカウント自体が閉鎖されてしまうリスクがあります。閉鎖されてしまうと、アカウントを再度利用できる可能性が低くなります。
「新しいアカウントを作ればいいんじゃないの?」と考える人は多いかもしれません。しかし、閉鎖したアカウント情報がAmazonに保管されるため、同じ名義で作るとすぐにバレてしまいます。
結果的に、Amazon自体を利用できなくなるので要注意です…!
Amazonアカウントが停止される7つのパターン
ここでは、Amazonのアカウントが停止されるパターンを解説していきます。おもなパターンは次のとおりです。
- 真贋調査
- アカウントの紐づけ
- 商品削除
- 知的財産権の侵害
- ブランド偽造品の疑い
- 制限対象商品
- コンディションガイドライン違反
ひとつずつ見ていきましょう。
なお、これから解説する内容は、こちらの動画「【垢BAN人柱】 Amazonのアカウントを停止・閉鎖させてきたパターンをまとめてみた」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. 真贋調査
まずは、真贋調査です。大手ブランドの商品を登録していると、Amazonから「あなたの商品は本物ですか ?それを証明してください」というような証明書類の提出を要求されることがあります。
とくに転売だと他社のブランドを扱うので引っかかりやすくなります…!
Amazonは、偽物の製品を販売している可能性があるアカウントを監視しています。商品の写真やセラー情報、製品パッケージなどを調査することがあるため、注意が必要です。書類審査で疑いが晴れるまで、アカウントを止められてしまいます。
2. アカウントの紐づけ
僕はアカウントを2つ持っていて、同じ情報端末からログインしていたことがあります。これにより、アカウントを紐づけされてしまい停止になった経験があります。
アカウントを2つ持つ正当な理由があり、同じ端末からログインすること自体は問題ありません。
実際、Amazonのセラーセントラルに入るとアカウント名の表示が上部にあり、切り替えができるからです!
どちらかのアカウントに問題が発生した場合に、紐付けされて停止になるのでしょう。とはいえ、いつAmazonの規約が変更されるか分からないため、複数アカウントの所持にリスクがあることは理解しておいてください。
3. 商品削除
転売をしていると、商品が削除されてしまうことはめずらしくありません。Amazonの基準に満たない商品は、容赦なく消されてしまうからです。
しかし、削除されるだけなら大丈夫です。その後の対応を誤るからアカウント停止になるのです。
Amazonからお知らせメールが届いた後、セラーセントラルにある在庫管理画面の登録情報を消去する必要があります。
商品を削除された後の対応が重要だと覚えておいてください!
4. 知的財産権の侵害
次に、知的財産権の申し立てです。簡単に言うと「うちの商品を勝手に出品するのはやめてください」という訴えです。メーカー側からAmazonに苦情が入ると、出品者に知的財産権侵害のメールが届き、出品者の登録情報が抹消されます。
知的財産系の中にも商標・意匠権・特許などがあります。内容をきちんと確認することで、停止したアカウントの解除は可能です。
かなり苦労はしましたが、僕は多くのアカウント停止を解除してきました…!なので、適切に対応すれば復活できます!
5. ブランド偽造品の疑い
次に、ブランド偽造品の疑いです。過去にはルイヴィトンやグッチなど、ハイブランド系に似た商品を取り扱っているセラーに対して一発停止が行われていました。
少し形や柄が似ているというだけでもアウトでしたね…!
ブランド偽造品でアカウント停止されてしまうのは比較的めずらしい事案ですが、覚えておくと良いでしょう。
6. 制限対象商品
制限対象商品とは、規約の中で「医薬品を扱ってはだめです」というような話ではありません。Amazonが出品を制限しているブランドについては、制限を解除しないと販売できないということです。たとえば、パナソニックやソニーなど、大手ブランド商品が該当します。
しかし、まれにAmazonの出品制限をすり抜けてしまうこともあるため、アカウントが停止される原因になります。
すり抜けてしまったことを証明するだけなので、簡単に解除できますよ!
7. コンディションガイドライン違反
輸送中に新品の商品パッケージに傷がついた場合、お客様からのクレームにつながることがあります。配送状況が原因なので注意しようがないのですが、アカウントが停止する原因になります。
Amazonは配送後の商品状態もアカウント停止の条件にしています…!
僕も、短期間の中でパッケージに対するクレームを続けて出してしまった経験があります。過去1年間4,000〜5,000件のうちたった15 件のクレームによって、アカウントが停止してしまいました。
Amazonアカウントが停止になったときの対処法
実際にアカウントが停止してしまったら、あわてず冷静なってAmazonから求められているものを提出しましょう。
Amazonから届くアカウント停止メールには、理由だけでなく対処法も記載されているはずです。Amazonからの指示に沿って期限内に対応できれば、復活できる可能性は十分あります。
なお、Amazonセラーセントラルには、以下のような解決のヒントが記載されています。
- 問題につながった事実やできごとを簡潔に説明する
- 違反につながった根本原因をすべて抽出する
- 審査中のすべての商品に関する証拠を提出する
- 重要な部分を強調してわかりやすくする
アカウントを復活させるためには、Amazonのポリシーや利用規約を守った適切な対応が必要です。
こちらのページで詳しく解説されているので、ぜひ参考にしてください!
Amazonアカウント停止を予防する3つの方法
Amazonでアカウントが停止されると、解除に手間や時間がかかります。そのため、できる限り予防することが重要です。
そこで、3つの予防方法を紹介します。
- 仕入れる前に商品を調べる
- 最新情報に触れておく
- アカウント復活サービスに登録しておく
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 仕入れる前に商品を調べる
Amazonのアカウント停止を予防するためには、仕入れる前に商品を調べておくことが重要です。アカウント停止につながりやすい真贋の疑いや知的財産権の侵害など、危険性が高い商品をしっかりチェックできるかがポイントといえます。
事前にリスクを把握することで、アカウント停止の予防が可能です!
2. 最新情報に触れておく
Amazonは頻繁に規約を変更しているため、昨日まで問題なかった商品や行為が急に禁止されることもあります。
最新の取り締まり情報を把握しておくことが大切です!
メーカーの取り締まりだけでなく、真贋調査の速報など情報を常に追いかけていく必要があります。
3. アカウント復活サービスに登録しておく
Amazonにおけるアカウント停止の備えとして、アカウント復活サービスに登録しておくと安心でしょう。
「Seller Sket(セラースケット)」は、Amazon公式アプリストアにも掲載されている、アカウント停止の復活・予防サービスです。独自の仕組みで、Amazon出品者の販売からアカウントヘルスまでサポートしています。
Amazonが要求しているセキュリティコンプライアンス審査に合格しているので安心して利用できます!
アカウントが復活するまでの流れは、以下のとおりです。
- サポート依頼
- 改善文の作成
- 改善文の添削
- アカウントスペシャリストへ提出
- アカウント再開
2023年4月現在のサポート総数は112件、アカウント再開の確率は97.3%です。
なお、Seller Sket(セラースケット)については、こちらの動画「Amazonアカウント停止の予防・復活サービスのSellerSket(セラースケット)がリリースされたのでそれについて」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
【予防が重要】アカウント停止が厳しくなっている3つの理由
今後は、アカウント停止に対する予防がますます重要になるでしょう。ここでは、Amazonのアカウント停止が厳しくなっている3つの理由を解説します。
- ブランドを保護している
- メーカーからの圧力がある
- 古いアカウントが優遇される制度になっている
ひとつずつ見ていきましょう。
なお、これから解説する内容は、こちらの動画「【せどり・転売】Amazonのアカウント停止から復活事例を100件以上見てきた男が語る、知っておくべき方針について」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. ブランドを保護している
Amazonは、消費者が安心して買い物できるプラットフォームを作ろうとしています。以下のような商品の完全撤廃を目指しているのです。
- 偽造品
- 正規ルートから販売している証明ができない商品
Amazonはブランド保護が凄いんですよね…!
2019年から「amazon project ZERO」という取り組みがスタートしています。身元の証明ができない在庫に対する取り締まりが、いっそう厳重化されている状況です。
2. メーカーからの圧力がある
次に、メーカーからの圧力です。たとえば「初回限定ヘルビ(ヘルス&ビューティ)」の狙いは、顧客のリピート。最初は安くするけれども、2回目は普通に買ってくださいということですね。
しかし、初回に安く買ったものを定価より低い価格で転売されてしまうと、販売元はリピート客を確保できません。
メーカーからすれば大きな迷惑ですよね…!
無印良品がAmazonに参入する約1週間前、正規カタログ以外で販売していた業者が一斉に処分を受けた事例がありました。正規ではない商品を取り扱っているページを削除する取り組みは、日を追うごとに増えています。
「今後、Amazonでせどりができなくなるの?」と心配する方は多いでしょう。僕は、せどりが絶対できなくなることはないと思っています。ただし、やりにくくなっていることは間違いありません。
3. 古いアカウントが優遇される制度になっている
Amazonでは、古いアカウントほど優遇される制度になっています。古いアカウントは信用が溜まっているため、Amazonとしても「継続して販売してください」ということでしょう。
新規参入したい人に対して、規制はますます厳しくなっているのが現状です。
理不尽ですが早い者勝ちといえますね…!
アカウントが停止すると、復活するまでに時間や労力がかかります。
とくに、新規で参入しようと考えている人は、万全の対策をとって予防しておく必要があるでしょう。アカウント復活サービスに登録しておくと、困ったときにサポートを受けられるので安心です。
適切な予防と対策をするためにも、まずはアカウントが停止する理由を知るところから始めてみてください。
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