「Amazonのレビュー依頼は禁止されてるの?」
「依頼するときに気をつけることは?」
「レビューを増やす方法があれば教えてほしい」
Amazonに出品してもなかなかレビューが獲得できず、困っている方は多いのではないでしょうか?
そもそもレビュー依頼は規約違反なのだから、何もできることはないと考えている方もいるかもしれません…!
そこで本記事では、AmazonOEMの自社ブランド販売をメインに取り組み、年商4億円超えを達成したTasが、以下の内容について解説していきます。
- Amazonレビューの概要
- 商品レビューを増やすための依頼方法
- 出品者レビューで高評価をもらう秘訣
- 注意すべき禁止行為
今回の記事を読めば、Amazonレビューの増やし方や高評価をもらえるコツがわかります。レビュー獲得に向けて、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
【前提知識】Amazonレビューの概要をサクッと解説
まずはじめに、前提知識として押さえておきたいことは次の2つです。
- Amazonレビューは2種類ある
- Amazonレビュー依頼が重要な理由
ひとつずつ見ていきましょう。
1.Amazonレビューは2種類ある
Amazonレビューには、基本的に以下の2種類があります。
- 商品レビュー:商品に対しての評価
- 出品者評価レビュー:出品者に対しての評価
商品レビューは、商品に対するユーザーの意見や感想などのコメントです。星の数で評価され、品質や性能・使いやすさが詳しく記載されることもあります。そのため、自社ブランド販売の場合は商品レビューが重要になります。
出品者評価レビューは、出品者に対するユーザーの評価です。おもに、商品の発送対応やサービスが評価されます。
たとえば「このショップのサービスは素晴らしいです。迅速に発送されて梱包も丁寧。また利用したいと思います!」のような内容はよく見かけますよね。
転売であれば、カート獲得のために出品者レビューにも力を入れる必要があります!
2. Amazonレビュー依頼が重要な理由
Amazonで商品を販売するにあたって、レビューの有無や評価の内容は大きな影響を及ぼします。レビュー対策をするメリットはたくさんありますが、おもに次の2つが重要です。
2-1. 検索順位を上げられる
Amazonレビュー依頼は、検索順位を上げることにつながります。レビューがよい商品ほどAmazonの検索アルゴリズムで高く評価され、検索結果で上位表示される傾向があるといわれているからです。
ユーザーが商品を検索する際にクリックされやすくなりますよ!
2-2. 信頼性が高まり購入率アップにつながる
Amazonのレビューで高い評価が得られると、CVRが向上しやすくなります。
Webサイトにおいて訪問者が実際に購入行動に移る割合のこと
実店舗と違いユーザーは「本当に性能がいいのか」「イメージと違ったらどうしよう?」など、迷うことが多いでしょう。
高評価レビューが多ければ、自分の不安に答えてくれるレビューを参考にできるため、信頼性が高まります。
日本人の特性である「レビュー評価が高いのだから、商品の信用度も高いはず」だと考える傾向が購買行動に大きく影響します!
Amazonレビュー依頼は禁止されている?疑問をサクッと解消
Amazonで購入者に対してレビュー依頼することは、規約違反になると思っている方は多いかもしれません。結論として、Amazonは評価依頼のメール送信を禁止していません。
しかし、メールを不快に感じる購入者もいるでしょう。そのため、購入へのお礼の気持ちが伝わる文面であることが重要です。たとえば、以下のような内容です。
ご購入いただき、ありがとうございます。
商品がお手元に届きましたら、ご使用いただいた感想をお聞かせいただけると嬉しいです。
商品についてご不明点や問題が発生した場合は、お気軽にご連絡ください。
ただし、販促目的のレビュー依頼はできません。Amazonは購入者に特定の評価や内容のレビューを書くよう要求する行為を禁止しているからです。
Amazonのポリシーを理解し、禁止行為を押さえておくことが重要ですよ!
Amazon商品レビューを増やすための依頼方法3選
Amazonの商品レビューを増やすために覚えておいてほしいのは、次の3つです。
- Amazon Vine先取りプログラムを利用する
- レビューボタンリクエストで購入者に依頼する
- 定期的にセールを開催する
ひとつずつ見ていきましょう。
これから紹介する内容は、YouTube動画「【レビュー大量獲得】 Amazonの商品レビューを集めるために今からできるやるべき3つのこと! 【中国輸入OEM】」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. Amazon Vine先取りプログラムを利用する
Amazon Vineプログラムとは、Amazonの公式レビュー依頼サービスのこと。事前にお客様に予約商品や新商品サンプルを利用してもらい、意見や感想をカスタマーレビューとして投稿してもらえます。
利用する場合、以下のような条件があります。
- Amazonブランドに登録済みの商品
- アダルト商品ではない
- 商品の在庫がある
- 商品ページの画像と説明がある
Vineメンバーと呼ばれるレビュワーの方に商品を無償で提供することで、商品リリース前や直後にレビューを書いてもらえます。
ただし、必ずしもよいレビューを書いてもらえるわけではありません。熱心な人が純粋に商品のレビューをしてくれることが多いからです。
「これはよい商品だ!」と思ってもらえれば、商品の魅力が伝わるレビューを書いてくれるでしょう!
2. レビューボタンリクエストで購入者に依頼する
Amazonのセラーセントラルには、レビューを依頼できる機能があります。レビューボタンリクエストは、ボタンを押すだけで過去の購入者にレビューをお願いできるAmazon公式の機能です。
操作方法は、次のとおりです。
- セラーセントラルにログイン
- 注文⇒注文管理⇒注文の詳細をクリック
- 「レビューをリクエストする」をクリック
- 「この注文のレビューをリクエストしますか?」に対して「はい」をクリック
レビューボタンリクエストは、注文画面上で商品ひとつひとつに対して表示されるようになっています!
ただ、中国輸入OEM商品などを販売している場合、月に1,000個以上販売することはめずらしくありません。注文管理画面から一個ずつリクエストボタンを押すのは、かなり手間がかかります。
そこでおすすめなのが、販促管理ツールである「tool4seller(ツールフォーセラー)」です。レビューリクエスト依頼の送付を「完全」自動化できるため、定期的に管理画面を開く作業から解放されます。
僕が知る限り、完全に自動化してくれるのはtool4sellerだけです。「Amazon Review Request Tool」のような一括送付できる外部の拡張機能もありますが、完全に自動ではありません。
大幅に労力や時間を削減できるため、ぜひ導入を検討してみてください!
なお、こちらの関連動画「【保存版】OEM商品リリース後の成長効率を最大化させるためのアクションまとめ」でお得に使えるクーポン情報をお伝えしています。tool4sellerを利用する前に、あわせてご覧ください!
3. 定期的にセールを開催する
タイムセールや数量限定セールなどを開催することで、商品が購入されやすくなります。商品の価値に対してコスパがよいと感じたユーザーは、レビューを投稿してくれる可能性が高くなるでしょう。
ただし、大幅な値下げはおすすめできません。
Amazonの検索アルゴリズムでは、価格の適正さもランキングに影響している可能性があるからです!
適切な価格設定を維持し、商品の信頼性を損なわないようにしてください。
なおTas公式LINEでは、Amazonでの自社ブランド販売を拡大していきたい人向けに、マーケティング戦略が学べる限定メルマガを無料で配信しています。
「販売数が伸びなくて困っている」「売り上げをさらに拡大したい」と思う方は、ぜひ登録してお役立てください!
Amazon出品者レビューで高評価をもらう3つの秘訣
Amazonの出品者レビューで高評価をもらうためには、いくつかのコツがあります。具体的には、次の3つです。
- サンクスレターを同梱する
- サンクスメールを送る
- 1週間後にレビュー依頼メールを送信する
ひとつずつ見ていきましょう。
1. サンクスレターを同梱する
発送商品にサンクスレターを同梱することによって、購入者と良好な関係を築きやすくなります。
購入者は感謝の気持ちが込められた手紙を読んで、嬉しくなるはずですよ!
さりげなく、レビュー依頼のひと言を添えるのがおすすめです。サンクスレターは時間や手間もかかりますが、初期段階でレビューが100未満のときは試す価値があるでしょう。
2. サンクスメールを送る
サンクスメールは、Amazon出品者レビューを依頼する効果的な手段のひとつ。レビューリクエストとは違い、本文を自由に編集可能です。感謝の想いが伝わるメールであれば、購入者もレビューを書きたくなるでしょう。
シンプルでわかりやすく、丁寧な言葉遣いで書くのがポイントです!
サンクスメールは、Amazonの標準機能で自動化できます。
ただ、文中のリンクを踏まないとレビューをつけられないのが欠点です。手間がかかる分、評価がつきにくくなるでしょう。
そこで、ツールを使用してサンクスメールとレビューリクエストのいいとこ取りをするのがおすすめです。
「tool4seller(ツールフォーセラー)」であれば、レビューリクエストと同じ書式にメッセージを加えた文面でメールを送付できます。
しかも完全自動化できるため、一度設定してしまえばセラーセントラルを開く必要すらありません。販促管理ツールとしても優秀なので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
なお、こちらの関連動画「【保存版】OEM商品リリース後の成長効率を最大化させるためのアクションまとめ」でお得に使えるクーポン情報をお伝えしています。tool4sellerを利用する前に、あわせてご覧ください!
3. 1週間後にレビュー依頼メールを送信する
1週間後のタイミングで、レビュー依頼メールを送ると効果的です。受け取った直後であれば、まだ商品を使用していないかもしれないからです。逆に時間が経過し過ぎると、購入者の熱が冷めてしまう可能性があります。
メールを送信する時間も考慮しましょう。一般的には、以下の時間帯がよいとされています。
- 8~9時:仕事や家事などをはじめる時間帯でメールチェックしている人が多い
- 12~13時:仕事の休憩時間にメールを確認する人が多い
- 18~22時:仕事や家事が終わりリラックスしてメールチェックする人が多い
購入者のメール開封率が上がることによって、レビューをもらえる可能性が高まるでしょう。
特に週末や休日の夕方は、返信に時間を割く余裕のある人が多いので効果的ですよ!
Amazonレビュー依頼で注意すべき5つの禁止行為
Amazonのレビューを依頼する際は、気をつけないと知らずに規約違反になる行為をする可能性もあります。次の5つのNG行動を押さえておきましょう。
- 高評価の依頼をする
- レビューの見返りにクーポンやプレゼントを与える
- レビュー代行業者に依頼する
- 家族や従業員にレビューを依頼する
- 外部サイトへ誘導する
それぞれ詳しく解説します。
1. 高評価の依頼をする
レビュー依頼時に「ぜひ高評価のレビューを書いてください」というようなお願いはできません。
高評価のレビューを促すと、正しい意見や感想が掲載されないからです…!
次の購入者がレビューを読んで間違った判断をしたり、性能や品質に見合わない期待を抱いたりすると、Amazonにとってもマイナスの影響があります。
そのため、高評価を促す訴求は禁止されています。
2. レビューの見返りにクーポンやプレゼントを与える
高評価レビューの見返りとして、クーポンやプレゼントを与えることも禁止されています。過度な割引対応なども同様です。
たとえば「商品を無料進呈するので、最高評価をお願いします」「2,000円割引するので、よいコメントを書いてください」といった取り引きは禁止行為になります。
発覚した場合はアカウントが強制停止されるリスクもあるため、覚えておいてください…!
3. レビュー代行を依頼する
Amazonは、顧客目線第一がポリシーです。
もちろん、サクラレビューには大反対ですね…!
代行業者への依頼は謝礼が発生するだけでなく、意図的な高評価レビューの依頼になるため、Amazonの規約違反になります。
ほかにも、Facebookには「Amazonの商品レビューしてください」というようなグループがあります。「商品をあげるからレビューを書いてくれませんか?」となると、結構人が集まるんです。
しかし、代行業者と同様に禁止行為に該当するため、覚えておいてください。
Amazonの不正レビューについては、YouTube動画「【やめろ】 Amazonの不正レビューの概要と絶対にやってはいけない理由について解説 【中国輸入OEM】」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
4. 家族や従業員にレビューを依頼する
家族や商品を販売している会社の従業員などへのレビュー依頼も禁止されています。親しい人にレビューを依頼することは、何気なくやってしまいがちかもしれません。
また、たとえ依頼していなくても、家族や従業員がレビューを投稿すること自体が規約違反になります。
レビューを投稿しないよう前もって周囲の人に伝えておきましょう…!
5. 外部サイトへ誘導する
Amazonで買い物をしてくれたユーザーに対して、自社サイトや楽天市場のような外部サイトを宣伝することも禁止されています。たとえば「オトクな情報を受け取れるので、当社Webサイトに登録してください」といった行為は違反です。
アカウントを停止される恐れがあるため、Amazonのサイト内で完結させてください…!
Amazonのポリシーに反する行為には、注意が必要です。
Amazonの高評価レビューは、今後の売り上げを増やすために重要なポイントです。この記事で紹介した依頼方法や高評価をもらう秘訣を参考に、良質なレビューを集めていきましょう!
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僕が年商4億円を達成するのに大きく影響した内容なので、ぜひ参考にしてくださいね!