「アパレルブランドを立ち上げたい」
「アパレルD2Cって何?」
「アパレルブランド立ち上げで成功するために重要なことは?」
「洋服が好きで自分のブランドを作りたい」けど、何から始めたら良いか分からず悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、メンズアパレルでオリジナルブランドを立ち上げて、粗利300万円/月以上の販売実績を持つTasが以下の内容を解説します。
- アパレルブランドを立ち上げるのにD2Cがおすすめの理由
- アパレルブランドを立ち上げる流れ
- アパレルブランド立ち上げのポイント
ぜひこの記事を参考に、アパレルブランドを立ち上げる流れを理解し、自分のブランドを作り上げましょう!
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
洋服ブランドを立ち上げるのに必要な前提知識
まずは個人がアパレルブランドを立ち上げるのに知っておくべき「D2C」というビジネスモデルと「洋服の販売方法」を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. D2Cとは
D2CとはDirect to Consumerの略語で、中間業者を挟まず製造者が直接消費者と取引することを意味します。アパレルブランドの立ち上げはD2Cと相性が良いのでおすすめです。
アパレル業界においては、コンセプトがしっかり確立していて、おしゃれで斬新なビジネスモデルをD2Cと定義しています。
2. 商品の販売方法
D2Cでアパレルブランドを販売していく方法は以下の4つです。
- ネットショップを開設する
- 実店舗を構える
- フリマ・ポップアップで出店する
- クラウドファンディングやサービスを利用する
最近は、実店舗を構えずオンラインショップのみで販売するアパレルブランドもめずらしくありません。というのも、ShopifyやBASEといったサービスのおかげで誰でも簡単にネットショップを始められるようになったからです。
実店舗を構える必要がないので、低資金で自分のお店を始められます。
また、ネットショップのメリットは場所に縛られないことです。オンライン上にお店があるので、SNSやネットの広告を組み合わせることによって多くの人に商品を宣伝できます。
そのため、アパレルブランドの立ち上げにネットショップを選択する人が増えています。
個人がアパレルブランドを立ち上げるならネットショップがおすすめです!
洋服ブランドを立ち上げるのにD2Cをおすすめする理由5選
D2Cで洋服ブランドを立ち上げるメリットは以下の5つです。
- 資格がなくてもできる
- 無在庫販売ができる
- 単価を上げやすい
- 関連商品を提案しやすい
- 個性を表現できる
それぞれ詳しく解説します。
1. 資格がなくてもできる
D2Cのアパレルブランド立ち上げには、特別な資格や免許は必要ありません。ファッション業界未経験の初心者でも、オリジナルブランドを立ち上げられます。商品の製造はメーカーに任せるので、洋服やアクセサリーを作る技術もいりません。
僕たちが担当するのは商品企画や販売活動です!
「アパレルブランドの立ち上げは難しそう…」というイメージを持っている人がいるかもしれませんが、実際は開業届の提出のみで誰でも始められるビジネスです。
2. 無在庫販売ができる
アパレルD2Cは、在庫0の状態でも販売を開始できます。というのも、アパレルを作ってくれる工場が2〜3個ほどの少ないロットで注文を受け付けてくれるからです。専用の型がいらないので、工場側の負担が少なくてすみます。そのため少量でも受注を受け付けてくれるのです。
これはアパレル業界特有のメリットです。例えば、D2Cブランドでよく取り扱われている化粧品だと、多くの工場で最低発注数が指定されています。
極力在庫を抱えずにお店を運営できるので、赤字になるリスクが少なく、キャッシュフロー(お金の流れ)も安定します!
3. 単価を上げやすい
コスメや健康食品のようにある程度単価が決まっているジャンルの商品は高くても1万円前後の単価しかつけられません。
しかし、アパレルであれば1商品で数万円の単価設定も可能です。洋服やアクセサリーなどのファッションジャンルは、商品の品質やデザインにこだわることで、高単価でも売れるからです。
ただし、価格にふさわしいブランディングや知名度が必要な点には注意が必要です!
D2Cであれば価格を自分で自由に設定できるため、クオリティやブランド価値に合わせて価格を上げていけます。
4. 関連商品を提案しやすい
アパレルD2Cは無在庫販売ができるので、立ち上げ初期から複数の商品を展開できます。そのため関連商品を提案しやすいのです。
例えば、Tシャツを購入する際にアクセサリーやシューズなども一緒におすすめすることでセット購入が期待できます!
ネットショップであれば顧客情報も入手できるので、ダイレクトメールと組み合わせることによって購入後に関連商品を訴求できるというメリットもあります。
5. 個性を表現できる
ブランドコンセプトやサイトデザインなどで独自の世界観を演出することによって、個人の色を表現できるのも魅力です。例えば、パーカーというどこにでもある商品でも、色やデザインで雰囲気をガラッと変えることもできます。
ファッションが好きな人や、オリジナルにこだわりたい人にとって、自分の個性を表現できるというのは大きなメリットですね!
D2Cであれば決定権はすべて自分にあるので、最初に企画したコンセプトがなかなか売れないときや、イメージを一新したいというときもすぐに対応できます。
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洋服・アパレルブランドを立ち上げる流れ【6ステップで解説】
アパレルブランドを立ち上げるにはステップを踏んでいく必要があります。そこで、立ち上げの流れを6ステップで解説します。
- ブランドと商品の企画・考案
- 商標登録や開業届の申請
- 商品の仕入・製造
- 品質表示タグの取付
- カタログ・商品ページの構築
- 販売・プロモーション開始
順番に見ていきましょう。
1. ブランドと商品の企画・考案
まずはブランドコンセプトやどのような商品を展開するかを企画・考案します。「誰に」「どんな価値を提供していくのか」を明確にしましょう。商品を届けたい人を定義してから検討していくのがおすすめです。
例えば、
- ターゲットは20代女性
- 気軽に買いやすい価格設定
- モードな服
のように考えてみてください。
コンセプトはアパレルブランド立ち上げの起点になる重要なポイントです!
思いつかない方は、今売れている人気のブランドを分析しましょう。「誰に人気なのか」「買っている人はどういうところに価値を感じているのか」を書き出してみてください。
また、この時点でブランド名を決めておく必要があります。思いつくキーワードを書き出した後に、組み合わせや表記を変更してアイデアを練っていきましょう。
2. 商標登録や開業届の申請
ブランド名やコンセプトが決まったら、商標登録と開業届を提出します。
商標登録の目的は「自社ブランドの保護」「他社ブランド侵害の防止」です。ブランドの価値にタダ乗りされたり、イメージを害されたりすることを防ぐのと同時に、他のブランドに同様のことをしていないかを確かめられる効果もあります。
商標登録は先着順なので、ブランド名が決まったらなるべく早めに登録するのがおすすめです。
なお、開業届は事業をする上で必要な申請です。提出しなくても罰則はありませんが、税金が安くなるメリットがあります。アパレルブランドを立ち上げたら速やかに提出しておきましょう。
3. 商品の仕入・製造
商標登録と開業届の提出が完了したら、実際に販売する商品を用意していきます。考案したコンセプトに合った商品を仕入れたり、製造メーカーにオリジナルの形やデザインを相談したりして、イメージしていたアパレルを形にします。
完全オリジナルの形やデザインにしたいなら、まずは国内の製造メーカーに相談してみるのがおすすめです。
初心者であればタオバオや1688(アリババ)のような中国のECサイトから仕入れましょう!
Amazonのように簡単に検索できるので、ぜひチェックしてみてください。
なお、中国から輸入する場合は代行業者にサポートを依頼する必要があります。こちらがデザインを用意すればロゴ入れやタグの縫い付けも対応してくれますよ。
代行業者については、こちらの記事「【解決】中国輸入代行を選ぶ5つのコツと最強のおすすめ業者4社を紹介!活用すべき理由も解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!
4. 品質表示タグの取付
衣類を販売するときは「家庭用品品質表示法」に基づき、品質表示を適正に行う必要があります。いわゆる、洋服の裏地に縫い付けられているタグです。取り扱い方法や性能などの情報を記載し、消費者に情報を提供することが義務づけられています。
具体的には、
- 生地・繊維
- 洗濯表記
- 取り扱い注意事項
- 表示者名
のような情報です。
中国輸入やオリジナルアイテムを取り扱う場合には特に注意が必要です!
5. カタログ・商品ページの構築
商品を仕入れる環境が整ったらネットショップを構築していきましょう。1からホームページを作成するのは大変ですが、Shopifyであれば月額数千円で簡単に自分のお店を持てるのでおすすめです。費用をかけたくない方は、BASEを利用しましょう。
ShopifyやBASEの良いところは専門知識がなくてもデザイン性の高いサイトが作れるところです。また、アプリや決済システムとの連携も優秀なので、ネットショップに必要なことが1か所で完結します。
人気のサイトを参考にヘッダー画像や商品写真をそろえていきましょう!
6. 販売・プロモーション開始
すべての準備が整ったら、さっそく販売を開始しましょう。まずは自分たちのブランドを消費者に認知してもらう必要があります。
広告やSNSを活用して宣伝活動をしていきましょう!
特にアパレルブランドと相性のよいInstagramのアカウントは必須です。アカウントを作成して、プロフィールを作り込みましょう。
洋服を買うほとんどの消費者は「手持ちのアイテムとどう合わせるか」「どんなコーディネートがおしゃれか」を知りたいと思っています。視覚的に着こなしを提案していけば、顧客の買いたい欲求を高められるでしょう。
また、ファンとの交流も大切です。コメントにいいねや返信をしてアカウントを盛り上げていきましょう。
洋服・アパレルブランドを立ち上げるときの5つのポイント
アパレルブランド立ち上げの最終目標はたくさんの受注を獲得し、多くの顧客に満足してもらうことです。そのために必要なポイントを5つ紹介します。
- 資金はある程度用意しておく
- 集客に力を入れる
- 既存ブランドと被っていないかチェックする
- ジャンルやカテゴリーを絞り込む
- 消費者のニーズを捉える
順番に解説します。
1. 資金はある程度用意しておく
ブランドの規模や商品の価格帯にもよるため具体的な金額を言うのは難しいのですが、資金はあればあるほど有利です。
資金ゼロでもアパレルブランドは立ち上げられますが、広告費や在庫の確保にかけられる資金があるのとないのとでは、成功までのスピードに大きな差が出てしまいます。
ビジネスとして稼いでいきたいのであれば、必要なところにはしっかりお金をかけて万全の状態でスタートしましょう!
2. 集客に力を入れる
アパレルブランドは集客に力を入れなければ商品は売れません。ものがあふれている今の時代、知ってもらえなければ買われないからです。
ブランドの立ち上げが成功するのは、商材が良いことはもちろんですが、集客の導線と戦略で勝負が決まると意識しましょう。もちろん、宣伝に釣り合う商品やサイトデザインも必要です。
スムーズな決済システムが構築できていればなお良いでしょう!
ネットショップにおける集客の重要性やコツについては、こちらの動画「【今すぐ稼ごう!】 shopifyで作った自社ストアの月利が320万円を突破したので何が重要か解説する」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!
3. 既存ブランドと被っていないかチェックする
アパレルD2C販売で売上を伸ばすには、独自性が必要です。市場に自社と似たような商品がないかチェックしましょう。
すでに地位を獲得しているブランドが競合になってしまうと埋もれてしまいます…!
また、影響を受けているブランドとあまりにも似ていると、最悪の場合「まねをした」として悪いイメージをもたれてしまう恐れがあります。
企画ができた段階で一呼吸おき、似ている商品がないかを確認してみてください。
4. ジャンルやカテゴリーを絞り込む
アパレルブランドの商品展開を考える際にはジャンルやカテゴリーを絞りましょう。一気に多くの種類の商品を展開してしまうと管理しきれなくなるからです。
最初は市場のニーズと自社のコンセプトが重なる部分のジャンルやカテゴリーに注力していきましょう!
ブランドの認知度や売れ行きに手応えを感じてから商品の種類を増やしても遅くはありません。まずは自社のブランドを軌道に乗せることに注力していきましょう。
5. 消費者のニーズを捉える
物販ビジネスでは、消費者のニーズを分析することが大切です。特にアパレルの場合、ファッションのトレンドがシーズンごとに移り変わっていくため、ユーザーがどのような商品を求めているのかを的確に捉えなければいけません。
そのためにも、市場の動向を常にチェックし、流行アイテムや世間のトレンドを把握しておきましょう!
個性を売りにしている場合でも、ニーズと食い違いがあればなかなか売れない状況になってしまうので、自社ブランドと消費者が求めるものを掛け合わせたデザインも考慮してみてください。
ネットショップの構築方法は、こちらの動画「【脱転売】Shopifyで自社ストアを構築して稼ぐ方法について解説! 初心者にもオススメの欠点補完方法もシェア【せどり・転売】」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
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