「OEM物販って何?」
「OEMの物販は素人でもできるの?」
「OEMの物販で稼ぐためのコツが知りたい」
ネット物販でビジネスを始めようと考えている人や、輸出せどりや転売がなかなかうまくいかず新しい方法を検討している場合など「OEM」について気になることは多いのではないでしょうか?
OEMは自分で商品開発ができる反面、素人にはハードルが高いと感じられるかもしれません。しかし時間をかけて正しく運用すれば、初心者から始めたとしても月100万円以上稼げる可能性は十分にあります。
そこでこの記事では、0から月数百万円の利益達成を実現し、120名以上を支援してきたTasが以下の内容を解説します。
- OEM物販の基礎知識
- OEM物販のメリット・デメリット
- 商品化するまでの手順
- 月100万円以上を稼ぐコツ
ぜひこの記事を参考にOEM物販を理解し、大きく稼ぐためのノウハウを学んでいきましょう!
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OEM物販とは?基礎知識をサクッと解説
OEMとは、「Original(本来の)」「Equipment(製品)」「Manufacturing(製造する)」の頭文字を組み合わせた言葉で、他社ブランド(発注者)の製品を製造することを意味します。日本語では「相手先ブランド製造」と呼ばれることが多いです。
具体的に例をあげると、コンビニのブランドロゴがついている商品でも見た目と製造元は見覚えのある有名メーカーだという経験があるかと思います。それがOEMと呼ばれる製造販売で、
- 食品
- 化粧品
- アパレル
- 自動車
などにおいて多く見受けられます。
OEM物販の形態は大きく2つに分けられており「企画を製造側が行い相手先のブランド名で販売する方法」と「企画・開発を自社で行い製造はOEMメーカーに委託する方法」です。
各企業の特徴や自分のスタイルに合わせて選べます!
【オワコンじゃない】OEM物販をする4つのメリット
OEM物販は「もう飽和状態だから今からじゃ稼げない」とよく言われますが実際はそんなことはありません。その理由はOEM物販をするメリットを見てみるとわかります。
- オリジナル商品が作れる
- 供給が安定している
- 場所がいらない
- 商売の本質が学べる
順番に見ていきましょう。
1. オリジナル商品が作れる
OEM物販は、せどりや転売などと違い自分が企画開発したオリジナル商品を販売できます。
Amazonで販売をする場合「1商品1ページのみ」というルールがあるので、1つのカタログにたくさんの出品者(ライバル)がいる「相乗り」が発生してしまうと、価格競争から抜け出すのが大変です。
相乗りを避けることを目的とするなら、国内製造で質の良いものを作り価値を高めるというより、価格が比較的安い中国輸入に取り組む方がおすすめです。
オリジナル商品を作ることは独占的に販売ができることになり、価格も自分の思い通りに設定できます!
2. 供給が安定している
物販ビジネスを行うにあたって、供給(仕入)が安定していないと販売もスムーズにいきません。例えば、せどりや転売は「to C(消費者)」から仕入れて「to C(消費者)」に流すので、供給が確約されておらず不安定といえます。
一方OEMでは、製造・発注先が決まっており、希望の販売数を保てるというメリットがあります。1日あたり100個もの商品を売りたい場合でも、製造や発送を依頼しているので、こちらの作業負担が増えることはありません。
OEMは1人運営でも組織運営でもコスパ良く稼げる手段としては最強の方法です。
3. 場所がいらない
一般的なOEM商品を取り扱う場合、製造する機械や常駐スタッフを雇うこともないので作業場所は必要ありません。
物販ビジネスというと事務所で行うイメージが強いかもしれませんが、いつでもどこでも自由に作業できるのがOEM物販です。
副業で取り組みたいと考えている人も、朝出社前に自宅で少し作業したり、昼休みにパッケージ案を考えたりと、どこでもスキマ時間を活用できます。もっというと旅行先や海外でも仕事ができるのは魅力的ですよね。
初心者で作業場所の心配をしていた人は安心して大丈夫です。
4. 商売の本質が学べる
OEM物販は、商売の本質である多くのお客様とつながり、感謝される喜びを感じられます。
転売はすでにある商品を売っているだけなので、感謝される部分は取引や梱包の丁寧さしかありません。しかし、自分が1から作った商品を提供するOEMでは、お客様から評価され賞賛される達成感や満足度が味わえます。
続けることが難しいとされるOEM物販において折れにくいビジネスモデルの確立にもつながるでしょう。
失敗例からみるOEM物販の3つのデメリット
ここからはOEM物販のデメリットを解説します。
挫折しやすいポイントや失敗例をもとに以下の3つを紹介していきます。対策についても触れながら解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 稼げるまで時間がかかる
- 資金が必要
- アイデアやノウハウが流出することがある
順番にみていきましょう。
1. 稼げるまで時間がかかる
OEM物販は、誰でもすぐに稼げる訳でも1〜2カ月で大きく利益が出るビジネスでもありません。また、やり方によっては1円も稼ぐことができないどころか、損失を出してしまうケースもあります。
私が行ったアンケートによると、商品をリリースする前にOEM物販の運用を1年以内で諦めている人が63%という結果です。
逆に考えると、1年以上継続し企画・販売までできればライバルとの競争から抜け出せるので、諦めずに続けていきましょう。
商品をリリースした人のなかで1年以内にOEMを撤退した人はたったの4%という驚きの結果も出ています!
2. 資金が必要
OEM物販では、企画・開発に加えてロットで商品を生産してもらうことになるので、まとまった資金が必要になります。
これまでの経験や実績から考えると、運用資金が100万円だとしたら参入できるのは80万円程度の売上が取れる市場です。現実的に得られる利益は約20%なので16万円と計算できます。
資金によって選べる市場が限られてくるので、自分が挑戦したいジャンルの価格相場に合わせた資金を用意しなければいけません。
リスクもありますがこれから大きく稼ぐための投資として、初期費用を思い切って用意してみるのもありです。
なお、稼ぎたい金額別に必要になる資金については、YouTube動画「稼ぎたい金額別、自社ブランドを始めるのに必要な資金は? お金がなくても副業で始めることはできるのか?」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!
3. アイデアやノウハウが流出することがある
OEMでオリジナルの商品をやっとの思いで販売できたとしても、製造をメーカーに委託している限りノウハウが流出するリスクがあります。
メーカー側が自分のアイデアを利用し、類似品を販売したりさらにクオリティの高い製品を作り上げたりすると、かなり手ごわいライバルとなるでしょう。価格競争だけでなく、すでに自社商品を大量発注してしまっていた場合は、不良在庫になるというダメージも伴います。
委託先メーカーが競合になる危険性も考慮しながら運用していきましょう。
なお、競合優位性を取れる商品の設計方法は、YouTube動画「【2022年最新版】初心者でも稼げるOEM商品を作成するポイント10選」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!
【始め方】OEM物販で商品化する5つの手順
ここからは実際に商品化するまでの流れを以下の5ステップで解説していきます。
- リサーチをする
- 企画・開発
- 見積もりをとる
- サンプルを確認する
- 量産発注・販売
順番に説明します。
1. リサーチをする
まずはOEM物販で自分がどのジャンルの商品を取り扱うか決定し、リサーチしていきます。価格相場をはじめ、市場ではどのくらいのニーズがあるのかを売れ行きの状況からチェックしましょう。
なお、リサーチにはしっかり時間を割いてください。「なんとなく」でOEM物販を行うと、狙い通りに売上が取れない状況に陥ってしまいます。
地道な作業をコツコツと続けていく必要があるので、自分の好きなものや得意分野が活かせるジャンルを選ぶと挫折しにくくなるのでおすすめですよ。
リサーチについては「【穴場リサーチ】AmazonOEMの市場調査とSEO対策について」でも詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. 企画・開発
OEM物販では、企画・開発が一番重要であり、多くの人が挫折するポイントでもあります。
- 市場で競合よりも優位性が取れる
- 利益条件が良い
- トレンドに左右されない
といった条件に当てはまる商品を作り「勝てるフィールド」で売っていくことが、挫折しないポイントです。また、高く売れるものに気を取られがちですが、品質が安定していてクレームの出にくい商品にすることも大切です。
具体的にどんな商品が良いか知りたい場合は「レビューレート」を参考に、消費者に好かれやすい商品は何か考えてみてください!
商品開発については「【2022年最新版】初心者でも稼げるOEM商品を作成するポイント10選」でも詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. 見積もりをとる
企画・開発が完了したら、商品の見積もりを工場へ依頼します。
この時点で、自分のイメージする商品を忠実に再現できるよう、なるべく細かく製造者に伝えましょう。
完成してから「思っているものと違う」となると作り直しになり、中国輸入の場合は数カ月かかる可能性があるので、綿密に打ち合わせをするように意識してください。
そのほかにも以下の内容を聞かれるので、あらかじめ目安を考えておくのがおすすめです。
- 最小ロット数
- 単価
- サンプル費用
- サンプル作成期間
- 量産期間
製造先とのコミュニケーションを心がけて、抜かりなく見積もりをしてもらいましょう。
4. サンプルを確認する
見積もりに同意し、サンプル作成をしてもらったらしっかりと確認作業を行います。「イメージと違う」というのはよくあることなので、不安な気持ちを抱えたまま商品を売るよりも遠慮せずにそこで作り直しを依頼してください。
修正点についてもなるべく具体的に、相手がイメージしやすいように説明します。
そしてサンプル作成を依頼し、品質確認を繰り返し行います。納得する商品が出来上がったら量産発注を行いましょう。
5. 量産発注・販売
サンプル品に問題がなければ量産発注に移ります。ここで注意が必要なのは、サンプル品と量産する際の工場が違うことがあり、この段階でもイメージと異なる商品になる可能性があることです。
この対策として、最大量の仕入れを行わず「初期量産」として数を抑えて発注することをおすすめします。
量産発注が無事にできたら写真撮影や在庫管理の準備を進め、販売していきましょう。
ちなみにTas公式LINEでは、これからOEM物販に取り組もうと考えている方向けに、無料の限定教材を配布しています。30秒で終わるアンケートに記入するだけで受け取れるので、ぜひこの機会に友達登録してみてください!
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【目指せ月100万】OEM物販で稼ぐ5つのコツ
OEM物販で稼いでいくためのコツを5つ紹介します。月100万円以上を稼ぐためにどんなことを意識していくべきか理解していきましょう。
- SEO対策を行う
- ブランド登録をする
- VINEプログラムに登録する
- 広告運用を行う
- カタログ内容を強化する
順番に解説します。
1. SEO対策を行う
Web上でのビジネスを行うにあたって、検索エンジンを最適化する「SEO対策」は欠かせません。どれだけ良い商品を作っても、SEO対策ができなければ商品を見つけてもらえずに売れない状況に陥ります。
ただアクセス数が増えれば良いのではなく、関連するキーワードで検索されたときにしっかりと上位表示されるよう正しい計画とSEO対策の知識をつけていきましょう。
SEO対策については「【保存版】Amazon SEO対策完全攻略セミナー」でも詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. ブランド登録をする
AmazonでOEM物販を行う人は「ブランド登録」をしておくのがおすすめです。というのも、以下の4つの機能が利用可能になるからです。
- ブランド分析機能
- VINEプログラム
- SB・SD広告
- 動画クリエイティブ活用
どれもAmazonで戦う上で必須級の機能です。ただし、ブランド登録するためには商標を取得する必要がある点には注意してください。
なお、商標登録を申請する料金の目安は、自分で登録する場合は4万円、Toreru経由で申請すると8〜10万円です。自分で0から登録するにはかなりの時間を要するので、Toreru経由で申請することをおすすめしています。
商標取得とブランド登録はリリース前に済ませておきましょう!
3. VINEプログラムに登録する
Amazonのブランド登録を行うと利用できる「VINEプログラム」の機能も活用していきましょう。
「VINEプログラム」は、商品をリリースしたばかりでレビューがたまっていないときに、VINEメンバーというレビュワーに上限30件までレビュー依頼ができるシステムです。
費用は22,000円と高く感じますが、販売初期の成約率アップにとても重要なカギとなるので必要経費と考え登録しましょう。
4. 広告運用を行う
商品の売れ行きを大きく左右する広告運用の種類は以下の4つがあります。
SP(スポンサー)広告 | スポンサー・関連枠として自然に潜められる |
SB(スポンサーブランド)広告 | 動画広告などブランドを後押しする |
SD(スポンサーディスプレイ)広告 | 検索履歴を元にしたバナー型などがある |
DSP(デマンドサイトプラットオーム)広告 | Amazon以外の外部サイトにも広告が表示される |
広告を行うためにもリサーチが重要なので、やり方については以下の「【最適解】Amazonスポンサー広告初期のオススメ設定方法9手順を詳細に解説!【中国輸入 OEM】」を参考にしてみてください。
5. カタログ内容を強化する
リリースしてから最初の期間は、カタログを成長させることを第一に考えましょう。商品にもよりますが、基本的にはリリースから半年間は利益よりも成約の実績を作り、信頼度を高めることが大切です。
リサーチ時点で目にした競合は、ある程度の期間をかけてカタログを育て上げた結果、利益を得ている状態です。したがって、後発の自分がそのレベルに達するには時間がかかるものだと考えてください。
Amazonの仕様だから仕方がないことだと割り切り、少しずつカタログを強化していきましょう!
なお、Tas公式LINEでは、ネット物販に本気で取り組みたい方に役立つ情報を配信しています。
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