「個人で自社ブランド販売をしたい」
「個人が自社ブランドを始める際の準備を知りたい」
「個人が自社ブランド販売をする手順を知りたい」
物販の手段の一つである自社ブランド販売は、オリジナル商品を開発して売っていく方法です。自社ブランドは法人でなくても始めることができ、個人でも稼いでいる方がいます。
けれども、最初は何から始めればよいのか、わからない方がほとんどでしょう。販売した商品が売れるという確信を持てなければ、一歩が踏み出せないのは仕方のないことです。
そこでこの記事では、物販ビジネスで120名以上の方を支援し、0から月数百万円の利益達成を高い再現性で実現してきたTasが、以下の内容について解説します。
- 個人が自社ブランド販売を始める方法
- 個人が自社ブランド販売をする際に必要な準備
- 個人で自社ブランドを販売する手順
個人規模で自社ブランド販売を立ち上げられたのは、徹底した準備と正しい手順で進めた人だけです!
ぜひ、この記事を参考に、個人で自社ブランド販売をする方法を知って一歩踏み出してみてください!
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
個人が自社ブランド販売を始める3つの方法
個人が自社ブランド販売を始めるには、以下3つの方法があります。
- モール販売
- 自社サイト販売
- クラウドファンディング
各方法によって特徴が異なるため、しっかり把握して自分に合うものを選択しましょう。
1. モール販売
Amazonや楽天市場を活用して、自社ブランド商品を販売する方法です。ECモールにはすでに会員登録しているユーザーがいるため、集客力を利用したい方に適しています。
ユーザーが求める商品を提供できれば、初心者でも売上を伸ばせます!
また、モール販売はネットショップを0から作成する必要がありません。ネットショップ販売の専門知識がなくても、自分で商品ページを作成したり、ユーザーの行動を分析したりできます。
まとまった資金を用意する必要はありますが、事前にマーケットのニーズを分析してから商品を投下できるので、再現度が非常に高いという特長があります。
2. 自社サイト販売
BASEやShopifyなどを活用し、自社サイトを作成して商品を販売する方法です。商品数をある程度確保した状態で始めたい方に適しています。
ホーム雑貨やアパレルなど、一つひとつの商品に斬新性がないものが対象です!
なお、自社サイト販売をする際は、集客力がないと売れないと思う方もいるでしょう。たしかに、Google検索でサイトを上位表示させるのは簡単ではありません。
しかし、今はSNS運用で誰もが集客できる時代です。発信活動をしていく必要はありますが、個人でも顧客を集められる可能性は十分あります。
3. クラウドファンディング
Makuake(マクアケ)やCAMPFIRE(キャンプファイヤー)などのクラウドファンディングサービスを活用して、自社ブランド商品を販売する方法です。商品開発のための資金を集めて開発したい方に適しています。
支援を集めるには、コンセプトや斬新性が必要です!
クラウドファンディングは事前集客しないと、支援が集まらないと思う方もいるかもしれません。売上規模にもよりますが、事前集客をしなくてもある程度の支援は集めやすくなっています。
個人が自社ブランド販売をする際に必要な7つの準備
個人が自社ブランド販売で成果を上げるには、入念な準備が必要です。商品をリリースする前にやっておくべき7つのことを紹介します。
- 商品のコンセプト
- 商品のジャンル
- 商品内容
- 差別化
- 参入障壁
- 販売戦略
- 商標権
順番に見ていきましょう。
なお、これから解説する内容は「【中国輸入 OEM】 初心者がAmazon自社ブランド販売をこれから始めるのに必要な準備」でも詳しく説明しています。ぜひ、参考にしてみてください!
1. 商品のコンセプト
商品のコンセプトでは、販売する商品がAmazonや楽天市場などの市場に対して、どのような価値を提供できるのかを考えましょう。
提供できる価値を明確にすると、今後やるべきこと・やらないことが見えてきます。必要な作業を優先して行えるため、スムーズに自社ブランドの開発を進められます。
商品の価格差を狙う転売思考はNGです!
2. 商品のジャンル
取り組むジャンルは絞りましょう。やっていくうちに知見が深まり、ユーザーにより高い価値を提供できるブランドになるからです。
あれこれと手を出してみたい気持ちはわかりますが、分散するほどユーザーに提供できる価値は必然と低くなります。
過去の経験や好きなことを書き出してみて、情熱を持てそうなジャンルを探してみてください!
3. 商品内容
商品のジャンルに加えて、どのようなものを扱うのか決めましょう。
例えば家電製品を扱う場合、カメラやスマートフォンなど、一つのジャンルに絞っても様々な商品があります。
絞ったジャンルから、さらに細分化しましょう!
利益率が高いもの・不良品があまり発生しないものなど、条件のよい商品を選定すると上手くいきやすくなりますよ。
4. 差別化
すでに市場に出回っている商品と差別化できるポイントを探しましょう。他社製品に勝てる要素がなければ、市場のシェアは奪えません。
ありふれた商品の一つにならないようにしましょう!
ユーザーのニーズと競合の製品を分析して、期待値を超える商品を企画しましょう。
5. 参入障壁
参入障壁は差別化と似ていますが別物です。差別化とは既存市場の商品との差別化ですが、参入障壁は競合が増えないような施策を指します。
例えば、ちょっとだけ差をつけたくらいの改良だと、後から参入してくる人に簡単にコピーされてしまいます。
新規参入者が「この市場に入るのはやめておこう」と思うぐらいの施策を作れるようにしましょう。
高い参入障壁を作れると、長く稼ぎ続けられます!
6. 販売戦略
商品を売り出してから利益を確保するまでの流れや、万が一売れなかった場合の対策を計算しましょう。
販売戦略では自社ブランド商品の開発後、いつリリースするのか、どのような価格で販売するのか、などを明確にしていきます。
事前に販売戦略を決めておくと、自社ブランドの特徴に適した売り方ができるため、結果につながりやすくなります。
もし全く売れなかったとしても、損失を最小限に抑えられるでしょう!
7. 商標権
Amazonで販売する場合、商標権は必須ではなく、JANコードさえあれば自社ブランド商品の販売が可能です。
しかし、誰でも販売できる商品を売っている場合、相乗り業者が出てきます。商標権を取得しておけば、ブランドの保護が可能です。
またAmazonでは、商標権を取得してブランド登録しないと利用できない機能があります。
つまり、商標権のあるブランドが優遇される仕組みなので、成功確率を上げたいのであれば取得しておくべきでしょう。
商標権を取得して損になることはありません!
このように、自社ブランド販売における成功の秘訣は、情報収集と事前の準備です。最新情報を逃したくない方は、Tas公式LINEにも登録しておいてくださいね。
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個人で自社ブランドを販売する手順6ステップ
個人が自社ブランドを販売する手順は以下のとおりです。
- 商品を選ぶ
- 製造先を決める
- 工場にコンタクトを取る
- 見積もりを依頼する
- サンプルを取得する
- 本発注する
それぞれ参考にしてみてください。
なお、これから解説する内容は「【結論】ローリスクで稼げる自社ブランドの作り方」でも詳しく説明しています。ぜひ、参考にしてみてください!
1. 商品を選ぶ
まずどのような商品を販売するのか決めましょう。
他の人よりも詳しいジャンルや過去に経験したことなどをヒントに、売れそうな商品を探してみてください!
商品を選ぶ際は、自分では売れると思っても、市場にニーズがあるのかを確かめる必要があります。例えば、初代iPhoneのケースが欲しいと自分が思っていたとしても、需要は少ないでしょう。
ECモールでレビューが多かったり、SNSで支持を集めていたりするのかを確認することで、市場のニーズを把握しましょう。
2. 製造先を決める
自社ブランド販売をするなら、商品を開発する工場を決める必要があります。
製造先は「中国輸入」「国内製造」の2パターンに分けられます。基本的な考え方として、化粧品・食品などは国内製造で、その他の商品は中国で製造するのがおすすめです。
中国輸入の場合は少ない資金から始められるため、初心者でも自社ブランド販売を行いやすいでしょう。
OEM商品の製造については、こちらの動画「【OEMの発注先】 中国輸入OEMと日本国内OEMどちらが良いのか? 稼ぐのにオススメは?」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
3. 工場にコンタクトを取る
製造先を決めたら、商品を開発する工場にコンタクトを取ります。
国内製造であれば、検索サイトで「化粧水 OEM」のように調べたり、展示会に出向いたりしてコネクションを作りましょう。
中国輸入なら、1688やAliExpressなどの仕入れサイトを活用します。中国の工場は、日本語が通じなかったり、いい加減な工場が多かったりするので注意が必要です。
そのため、中国で商品を製造するなら、代行業者を利用しましょう。工場と自分の間に入って、やり取りを手助けしてくれます。中国語がわからなくても問題ありません。
なお、代行業者は「イーウーパスポート」がおすすめです!
代行業者の使い方は、こちらの動画「【中国輸入ビジネス】 代行業者オススメ3社を紹介! 初心者でも使える代行業社」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
4. 見積もりを依頼する
工場に見積もり依頼をして、MOQ(発注できる最低数量)を把握しましょう。
例えば、3,000個以上の発注が必要な場合は、売り切る力がないと低リスクでスタートするのは難しいでしょう。
一方で、すでに型がある既製品なら、10個以下のロットで発注できるケースがあるので、初心者でも始めるハードルが低くなります。
既製品の場合、オリジナリティを出す工夫が必要です!
5. サンプルを取得する
既製品でも、サンプルを取得して品質をチェックしましょう。既製品だからといって、品質に問題がないとは限らないからです。
サンプルにかかる費用は、工場によって異なります。無料または有料のところもあれば、本発注時にサンプル代を引いてくれるケースもあります。
型を1から作る場合は、簡単なものでも数万円はかかるでしょう…!
なお、手元にサンプルが届くまで2〜3週間はかかります。国内と中国のどちらを選択しても同程度ですので、事前に工数を見積もっておいてくださいね。
6. 本発注する
納得できるサンプルが仕上がったら、本発注に進みます。
クラウドファンディングや自社サイトで無在庫運営する場合、売れたら発注をかければ問題ありませんが、有在庫運営をするなら、事前に発注をかけておく必要があります。
初回の本発注は、一括前入金で行うとよいでしょう。回数をこなして工場との信用をつけると「発注時と納品時にそれぞれ50%入金」のように、柔軟な対応をしてもらえる可能性があります。
なお、商品の出品先には色々な選択肢があり、個人的にはAmazonがおすすめです。
詳しくは、こちらの記事「AmazonOEMのやり方!稼ぐための正しい手順8ステップと5つの集客方法を伝授【中国輸入】」で解説しています。ぜひ参考にしてください!
自社ブランド販売は個人でも始められる
自社ブランド販売は個人でも始めやすく、副業としても取り組めるビジネスです。しかし、正しいやり方や知識のないまま始めてうまくいくほど簡単ではないのも事実です。
OEM販売の話にはなりますが、僕の公式LINEでのアンケートによると、商品企画を始めたのにリリースせずに辞めてしまった人が63%以上もいました。
逆に、OEM販売で商品をリリースできた人で、1年以内にやめた人は、たったの4%です。したがって、僕が紹介している手法を正しく理解して、商品リリースまでたどり着ければ、長く稼ぎ続けられるビジネスになる可能性は十分にあると言えます。
ぜひこの記事を参考に、個人で自社ブランド販売を行う方法を学んで、行動に移してみてください。
なお、Tas公式LINEでは、ネット物販に本気で取り組みたい方に役立つ情報を配信しています。
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