「検索エンジンからShopifyへの流入を増やしたい」
「すぐにできるSEO対策を知りたい」
「ShopifyのSEO対策に役立つアプリを知りたい」
SEO対策とは、検索エンジンで上位表示させるために必要な施策です。とくにシェア率の高いGoogleにサイトを正しく認識してもらえなければ、上位表示は狙えません。
実際、自社ストアで事業を展開している僕でも立ち上げ初期には徹底的に対策を打ちます!
そしてSEO対策は正しいやり方で行わなければ効果を得られません。
そこでこの記事では、ブランド年商4億円以上を稼ぐ自社ブランド販売のプロであるTasが以下の内容を解説します。
- Shopifyの自社ストアにSEOが大切な理由
- 利用できるSEO対策・おすすめのアプリ
- SEOで上位を狙うポイント
この記事を読めば、今すぐできるShopifyのSEOがわかります!ぜひ最後までお読みください。
(実績者の声:【Tas Media】指導した方たちとの対談動画)
Shopifyの自社ストアにSEOが大切な理由
そもそもSEOとはSearch Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」の意味があります。つまり、自社ストアをGoogle検索の上位に表示させるための対策を行うことです。
広告とは異なり一度上位表示されると長期的な効果が期待できるため、安定的にストアへ集客できます。
Shopifyは専門知識がなくても手軽に自社ストアを構築できる反面、0から自力で集客する必要があります。
検索結果で上位表示させるのに絶対的な正解はないのですが、基本を押さえておかないとまず上位表示されることはありません。Shopifyで適切なSEO対策をすれば、検索結果の上位に自社ストアを表示させられる可能性が高まります。ユーザーからの認知を高められるため、アクセス数や購入数の増加につながります。
Shopifyで利用できる10のSEO対策
ShopifyではデフォルトでSEO対策ができる機能が用意されています。
以下の対策は今すぐにでも設定可能です。
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- 画像ファイル名・alt属性
- 商品ページのURL
- sitemap.xmlファイル
- robots.txtファイル
- canonical URLタグ
- ページヘッダー(H1)
- ブログ記事
- アプリ
順番に見ていきましょう。
1.タイトルタグ
タイトルタグはストア名や商品ページ名を設定する機能です。設定したタイトルはGoogleの検索結果に表示されます。
例えば、Shopifyの公式サイトをGoogleで検索すると、以下のような検索結果が表示されます。赤字で囲った部分が設定したタイトルです。
タイトルはユーザーが検索結果で初めて目にする部分のため、クリック率に影響します!
Shopifyでタイトルタグを設定する際は、ストアや商品ページなどの概要を記載しましょう。商品の関連度と高いキーワードを入れることによってユーザーの興味を引けるため、クリックしてもらいやすくなります。
2.メタディスクリプション
メタディスクリプションは、ストアや商品ページの概要を簡潔に説明するテキストです。タイトルタグと同様にGoogle検索結果に表示されます。
メタディスクリプションは直接SEOに関係があるわけではなく間接的な効果があります。ストアや商品ページの内容をわかりやすくまとめて、クリックにつなげましょう。
タイトルでは伝えきれない内容を補完しましょう!
なお、メタディスクリプションで表示される文字数は以下の通りです。
- PC:90〜120文字ほど
- スマホ:70文字ほど
60〜80文字に検索キーワードを含めた重要な内容を記載し、最大でも120文字までに収めましょう。ユーザーが必要としている情報を含んでいることを伝えるのがポイントです。
3.画像ファイル名・alt属性
Shopifyではストア内に表示する画像のファイル名・alt属性(代替テキスト)を設定できます。alt属性とは、Webページ上で画像が表示できない場合に、テキストで内容を伝えるものです。
Googleはクローラーと呼ばれるロボットがWebサイトを巡回(クロール)しており、収集した情報をもとにWebページの検索順位を決めています。
クローラーはテキストを認識できますが、画像の内容までは読み込めません。画像ファイル名と代替テキストを設定することで、クローラーが内容を理解できるようになります。
どちらかと言うと、検索エンジンに対するSEOです!
画像ファイル名・代替テキストには、流入を狙うキーワードを含めて、ユーザーがわかりやすいものを設定しましょう。視覚障害のある方はスクリーンリーダー等を通して画像の内容を把握するため、聞いただけで画像が想像できる言葉にするのがポイントです。
4.商品ページのURL
ShopifyストアのページURLは自動で生成されますが、必要に応じて変更が可能です。
URLは直接SEOに大きな影響を与えるものではありません。しかし、わかりやすいURLを設定することで、ユーザーがページの内容を理解しやすくなります。
商品ページのURLを設定する際は、キーワードを含むシンプルな英語または数字を意識しましょう。
英単語または数字を「-(ハイフン)」で区切ると、見栄えが良くなります!
例えば「Shopify SEO」のキーワードでページを作成する場合は「https://〇〇.com/shopify-seo」のようにURLを設定するのがおすすめ。
日本語を含めてしまうと、ブラウザ環境によっては正しく表記されない可能性があります。URLが長くなったり、エラーになったりするので必ず英単語と数字で入力しましょう。
5.sitemap.xmlファイル
sitemap.xmlファイルは、Webサイト上の各ページの情報・構造を検索エンジンに伝えるファイルのことです。Shopifyで開設したストアの商品やブログ投稿などが含まれています。
ストア内にsitemap.xmlファイのサイトマップを設置することで、検索エンジンがクロールしやすくなり、正確な情報を伝えられます。
検索エンジンに正確に認識してもらうことで、正しい評価を受けやすくなります!
なお、Shopifyではsitemap.xmlファイルが自動生成されるので、ユーザーが設定する必要はありません。
6.robots.txtファイル
robots.txtファイルは、クローラーの情報収集作業を最適化するファイルのことです。具体的には、検索エンジンに対して特定ページの巡回の優先度を高めたり、クロールやインデックスしてほしくないページを制御したりするなどの指示ができます。
Shopifyでネットショップを開設すると、robots.txtファイルを自動的に生成してもらえます。通常のストア運営では意識することはありませんが、必要に応じてファイルの編集が可能です。
7.canonical URLタグ
canonical URLタグは、重複コンテンツを防いでURLを最適化するタグです。ストアを運営していると同一商品をサイズ別・カラー別で異なるURLを使用してページを作成するケースがあります。
その場合、検索エンジンに内容が重複したページと認識され、上位表示の妨げになることも。さらに検索エンジンがどのページを優先的にクロールするのかがわからず、迷ってしまうことが考えられます。
canonical URLタグを生成すれば複数のURLを一つにまとめられるため、検索エンジンに正確な情報を伝えられるのです。
正当な評価がされやすくなるため、SEOの効果が期待できます!
ちなみにShopifyでは、デフォルトでcanonical URLタグを自動生成しているので、ユーザーが設定をする必要はありません。
8.ページヘッダー(H1)
ページヘッダー(H1)は、Webページ上部に表示されるメインの見出しです。商品ページやブログ記事などを作成すると、設定したタイトルを使用してH1ヘッダーが生成されます。
検索エンジンは、ヘッダーからページコンテンツの内容を判断します!
ShopifyストアでWebページを作成する際は、タイトルに主要キーワードを入力しましょう。流入を狙うキーワードで上位表示させたいことを検索エンジンに伝えられます。
9.ブログ記事
Shopifyでは自社ストアの中にブログ記事を追加できます。ユーザーの悩みを解決できる内容をブログ記事として作成すると、興味を持ったユーザーの流入が期待できるのです。
ユーザーにとって有益なコンテンツが増えれば、ストアの評価が高まり上位表示する可能性も向上します。
しかし、ただブログ記事を作成すれば良いわけではありません!
記事ごとにユーザーが抱える悩みを解決できるキーワードを選定することが大切です。ブログ記事のタイトルや内容などにキーワードを含めるとSEOの効果を高められます。
10.アプリ
Shopifyには8,000種類以上の拡張機能(アプリ)が用意されています。Shopifyアプリストアで公開されているものは、全てインストールして自社ストアに追加が可能です。
SEO効果を高めるアプリがあるので、ストアに導入すれば効率的に上位表示を狙えるでしょう。
SEO対策に使えるアプリの代表例は以下の通りです。
- SEO Manager:設定が簡単で初心者でも色々なSEO対策ができる
- Plug in SEO:サイトの問題点の改善策を教えてくれる
- Page Speed Booster:ページの表示速度を改善しユーザーの離脱を防げる
なお、Shopifyにおける効果的なマーケティング手法を学ぶのであれば、ぜひTas公式LINEを活用してください。
ここでは伝えきれない内容を詳しく解説しています。ぜひお役立てください!
ShopifyのSEO対策ができるアプリ4選
たくさんのアプリがあるShopifyアプリストアのなかで、SEOに活用できる代表的なものを紹介します。
- SEOマスター
- Plug In SEO
- SEO Manager
- Page Speed Booster
それぞれ参考にしてみてください。
1.SEOマスター
SEOマスターは、月額$10(7日間無料)で利用できるSEOアプリです。Webページのタイトル・メタディスクリプションの自動設定に対応しています。
ストア内の商品数が多いほど、商品情報の管理に膨大な時間がかかるでしょう。タイトル・メタディスクリプションを自動で設定すれば、ストア運営者の負担を軽減しながらSEO対策も行えます。
業務の効率化によって捻出された時間を他の業務に活用できます!
2.Plug In SEO
Plug In SEOは、月額$9.99から(14日間無料)利用できるSEOアプリです。ストア内の現状を分析して改善方法を提案してくれます。
ストア運用の現状把握と改善策の検討を効率化できます!
SEOを実施して問題点を発見・改善するには専門知識が必要です。Plug In SEOを使えば、専門知識がないSEO初心者でも適切な施策を実施しやすくなります。
3.SEO Manager
SEO Managerは、月額$20で利用できるSEOアプリです。
利用できる主な機能は以下のとおりです。
- リアルタイムのパフォーマンスレポート
- ページ テンプレートを作成し、タイトル、説明、画像の代替テキストを自動化
- ページエラーの確認
- リダイレクトの確認(URL変更時に古いURLにアクセスしたユーザーを自動的に新しいURLに転送する機能)
- Google Search Consoleと連携し、検索パフォーマンスのデータを確認
目視だけでは気付けない部分を対策できる機能が豊富にあります。
4.Page Speed Booster
Page Speed Boosterは、ストアの読み込み速度を改善してくれる無料のSEOアプリです。
ストアの読み込みが遅い場合、ユーザーは途中で離脱する可能性があります。
せっかく集客したにもかかわらず、購入機会を逃しかねません…!
Page Speed Boosterを利用すればストアの表示時間を短くできるため、ユーザーの離脱を防止できます。結果として購入率も高まるでしょう。
ShopifyのSEOで上位を狙うためのポイント2つ
ShopifyストアにSEO対策をして、上位表示をさせるには工夫が必要です。
ここからは上位表示を狙うポイントを解説します。
- 長期的に取り組む
- 定期的に効果測定をする
それぞれ参考にしてみてください。
1.長期的に取り組む
SEOは施策を行ったからと言ってすぐに成果が出るものではありません。ストアによって異なりますが、効果が出るまでに平均で半年〜1年程度の時間がかかります。
ShopifyストアのSEOを行う際は、長期的な計画を立てて取り組んでみてください。
すぐに成果を出したいならWeb広告を検討しましょう!
2.定期的に効果測定をする
ShopifyストアのSEOは、対策を実施して終わりではありません。ストアの問題点を発見して改善することで、SEOの効果が出やすくなります。
SEOの効果測定に有効なツールは以下のとおりです。
- Google アナリティクス:ストアに訪問したユーザー数、訪問経路、来訪後の行動、コンバージョンなどを解析できる
- Google Search Console:ストアの検索順位の測定、問題の修正などができる
ストアに対するユーザーの反応を定期的にチェックして、改善を繰り返しましょう!
Shopifyで稼ぐならSEOと並行してFacebook広告を活用しよう
ShopifyでSEO対策を実施してもすぐには効果が出ません。結果が反映されるまで半年〜1年は時間がかかるといわれています。すぐにでも集客の成果を出したい場合には適しません。
そこで、0スタートでも効率的に集客をするなら広告の活用が不可欠です。
なかでも、僕のおすすめはFacebook広告です!
数多くの広告配信媒体の中からFacebook広告を選ぶ理由は、Instagramと紐付けできるからです。Instagramにはショッピングタグと呼ばれ、Shopifyストアに直接商品を購入しにいける仕組みがあります。
これによりショップへの集客ができるのと同時に、Instagramに数多くいる潜在層に対して認知を広げられます。Facebook広告の配信で商品の販売促進をしながら、Instagramのフォロワーを増やせるので未来の顧客まで獲得可能です。
ShopifyのSEOに取り組む際は、Facebook広告を併用して集客を最大化させましょう。
なお、Facebook広告を攻略すべき理由については、関連記事「【Shopify運営】 自社サイト運営で稼ぐのはFacebook広告を攻略すべき理由 【D2Cブランド攻略】」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
このように、Tasが運営している会社では広告やSNSを主体にして集客をし、メルマガ・LINEなどを活用しながら作る売り上げが全体の多くを占めています。
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ここでは伝えきれなかった具体的な内容をお伝えしているので、Shopifyの運営にぜひお役立てください!